生理前の下痢がつらい!
私は生理前になると、急におなかを下して苦しむことがあります。仕事中や交通機関など、トイレに行けないときでも容赦なく下痢が襲ってくるため、生理前はなるべくトイレに行けない状況を避けるようにしています。しかし、営業職に就いている私は、プレゼンや取引先との打ち合わせなど、トイレに行きづらい状況が多々あるのです。
先日、女性上司とクライアントと私の3人で打ち合わせをしたときのことです。打ち合わせ中におなかが痛くなってきて、私は大ピンチを迎えました。最初はクライアントの失礼にならないよう、冷や汗を流しながら耐えていたのですが、数十分経ったころ、ついに耐えきれなくなり「体調が悪いので席を外します」と上司に伝え、トイレへダッシュ! 危機一髪で漏らさずに済みました。
打ち合わせ終了後、上司に途中退席を謝ると、「もしかしておなかが弱いの?」と聞かれました。恥ずかしかったのですが女性同士だったこともあり、正直に「生理前はおなかの調子が悪くなってしまうんです」と伝えたところ、上司からは「私も!」という想定外の反応が返ってきました。
なんと、その上司も生理前に下痢になってしまうときがあり、これまで仕事中に何度もつらい思いをしたと言うのです。彼女は「恥ずかしいことじゃないんだから、これからは限界まで我慢しないで、トイレに行きたかったら遠慮なく早めに伝えてね」と言ってくれました。
まとめ
仲間ができたようで心強く感じましたし、彼女の言葉は素直にうれしかったです。また、上司は下痢の対策として、最悪の事態を想定して夜用ナプキンやショーツ型のナプキンを着けることもあると教えてくれました。それだけで安心感がとても違って不安感がなくなるよ、とのことでした。その後も「あれはツライよね〜」と、生理前や生理中のあるある話で盛り上がり、とても心が軽くなりました。
私が現在取り組んでいる下痢対策としては、生理前になるとおなかを冷やさないような下着や洋服を着るようにし、水なしで飲める下痢止めを持ち歩くようにしています。意外と役に立った対策が、街中にあるトイレの場所を検索できるアプリやサービスがあるので、慣れない場所に行くときは事前にトイレの位置を確認しておくことです。特に駅のトイレは並んでいることが多いので、近くのトイレに駆け込んで何回もピンチを助けられた記憶があります。
今度も自分なりに下痢対策をして、少しでも快適に過ごせるようにしたいです。
原案/はなこ
イラスト/わかまつまい子
監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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