ドバッ…と感覚に「まさか…」。トイレに直行→衝撃の光景を目にして！？

講義は座りっぱなしだったためか、立った際に経血が一気にあふれ出たような感覚でした。結構な量が出た感じがし、「これ、漏れているんじゃ……」と一気に不安に。

立ったままフリーズしてしまっていたため、周囲の友だちから心配されましたが、なんとかごまかしてかばんでおしりを隠しながらトイレへ直行。見ると、まさに……血の海。ナプキンをショーツに着けた位置が悪かったようで、ショーツからボトムスまで真っ赤になってしまっていました。

経血を漏らしてしまうというのは私にとって初めての経験でどうしていいかわからず、しばらくトイレの中でオロオロ……。その後、大学近くの寮で暮らしている友だちにSOSを出して、替えのジャージを持ってきてもらいました。座っていた椅子はそこまで汚れていなかったので、ホッとしながら除菌シートでしっかり拭き取りました。

これまでショーツにはナプキンを「着ければいい」という感覚で、そこまで気にせずに着けていた私。ズレて着けてしまうと漏れてしまうこともあると再確認し、ナプキンの着ける位置や、座っているときの姿勢などに気をつけるようになりました。

著者／山崎優
イラスト／Ru

監修／助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科（助産学専攻）卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。