乳頭にイボらしきものが目立つように
妊娠3カ月のとき、以前と比べて乳頭に小さなブツブツが目立つようになってきたことに気が付きました。妊娠によるホルモンの変化で、乳首の色が変わる、肌が敏感になるといった症状が起こるということは聞いていたため、乳頭のブツブツも、妊娠による諸症状だろうとあまり気にしていませんでした。
妊娠前からモントゴメリー腺(乳輪付近のブツブツ)は少し気になっていたものの、乳頭のブツブツも同じようなものだと思っていたのです。しかし、乳頭のブツブツが2つほど、日に日に大きくなりイボのようになってきました。
気になるので少し引っ張って見ましたが、イボの根元は乳頭の皮膚にしっかりくっついていて取れる気配はなく、そのときは痛みもなかったため、とりあえずそのまま過ごしていました。
ある日イボが赤く腫れて痛みが発生!
イボはやはり大きくなってはきているものの、痛みがなかったため、自然にポロっと取れるだろうと思っていました。しかし、イボが大きくなり始めて1カ月ほどたったある日、一番大きなイボの根元が赤く炎症を起こし、イボ自体も腫れを起こして痛みを感じるようになりました。
万が一乳首に何かあり、産後に授乳ができなくなったらどうしようと心配になった私は、産婦人科での検診の日に主治医に相談しました。すると、一度皮膚科で見てもらったほうがいいと言われ、皮膚科に行くことにしました。
早速皮膚科を受診し、これまでの様子について話をしたところ、やはり乳頭にできたものはイボ。妊娠とは特に関係なく、首元や顔などにできる一般的なイボと同じようなものだと説明を受けました。痛みや炎症がない場合は、妊娠中でも産後もこのままでも特に問題はなかったそうですが、私の場合は炎症を起こしていました。そのため、液体窒素で凍結させて除去したほうが治りが早いと言われ、液体窒素での除去に取り掛かることになりました。
皮膚科で乳頭のイボを除去
液体窒素による除去は、妊婦でも特に問題なくできるとのこと。綿棒のようなものに液体窒素を取り、患部に数回当てて、患部を凍結させるという治療です。一瞬痛みはありましたが、あっという間に終わりました。イボの治療は保険適用だったため、支払った費用は2,000円ほど。1週間ほどすると、イボが壊死してかさぶたのようにポロっと取れるが、決して自分で取ったりせず、自然に取れるのを待ってくださいと説明され、治療は終了。
治療したその日に入浴してもいいと言われ、特に塗り薬や飲み薬も出されませんでした。除去後数日は、本当にイボがポロッと取れるのかな? と思うほど、乳頭にしっかりとくっついていました。しかし10日ほどしてかさぶたのようになったイボがポロッと取れました。
まとめ
液体窒素による除去で乳頭のイボはきれいに取れ、産後、授乳も特に問題なくできました。痛みのないイボでも、ある日突然悪化する場合もあるため、気になるイボはすぐに皮膚科で診てもらうことが大切だと思った体験談でした。
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※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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著者:IWON
小学生の母、夫は現在単身赴任中。会社員とWebライターをしている。高齢出産を経て、体調の変化や疲れなどさまざまなトラブルに直面し、若いころとは違うとつくづく感じる今日このごろ。普段はファッション、推し活、グルメなどの情報収集が趣味。