同僚女性から声をかけられて…
生理2日目の話です。仕事がようやく一段落ついた私は、「やっと行ける」と思いながらデスクを立ち、女性用トイレの個室に入りました。そこでポーチを取り出してナプキンを交換しようと思ったのですが、ポーチを開けると……ナプキンが1枚も入っていなかったのです!
「終業時刻まであと3時間以上もあるのに! どうしよう!」とパニックになりながらも、とりあえずトイレットペーパーを下着に敷き詰めて応急処置をしました。あと1時間くらいしたらまた休憩が取れるだろうから、そのときに会社を出てコンビニにナプキンを買いに行こうと思ったのです。
しかしその後も忙しく働き続け、あるタイミングで廊下を歩いていたら……別の部署で働く女性から「あの、すみません。おしりのところに血が漏れてますよ」と指摘されてしまったのです。まさかスカートに経血が漏れていたなんて……どう答えていいのか戸惑うくらいに恥ずかしかったです。
幸いにも指摘をしてくださった女性がナプキンを持っており、「よかったらどうぞ」とナプキンをくれました。その女性のおかげでなんとか助かったのですが、「漏れてます」と言われたことはとても恥ずかしく、あのとき心の中で「うわあああー!」と恥ずかしさを噛み締めて、声にならない声を叫んでいたことを、今でも覚えています。
今になって振り返ると、ナプキンがないとわかった時点で、多少周りに迷惑をかけることになろうとも、すぐコンビニにナプキンを買いに行くべきでした。どうして1時間もトイレットペーパーだけでしのげると判断したのか……。もしくは、仲のいい同僚に「ナプキン持ってない?」と頼ってもよかったと思います。ただ、1番の失敗はナプキンのストックを切らしたこと。今ではポーチに3枚以上のナプキンを常備するようにしています。
著者/のみこ
作画/おんたま
監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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