カフェの椅子
高校時代の友人から久しぶりに連絡があり、カフェでお茶をすることになった私。お互いの近況報告や思い出話で、とても盛り上がっていました。しかしこの日、私はちょうど生理2日目。経血量が特に多い日だったので、ナプキンを替えるためにトイレに行きたかったのですが、会話が弾んで離席しづらく……。
結局、多い日用のナプキンだし大丈夫かなと、解散するまでトイレに行かないことにしました。そして、「そろそろ帰ろうか~」と席を立ったとき。座っていた椅子のシートに赤い汚れがついているのを発見!
慌てて拭いましたが、すでに染みついてしまって取れず……。正直に、店員さんにその旨を伝え謝罪すると、「大丈夫ですよ。お召し物は大丈夫でしたか?」と心配してくださいました。幸い、服に付いた経血汚れは目立ちにくかったので、よかったです。
この出来事から、生理のときは我慢したり、大丈夫だろうと過信したりせず、2時間に1回はトイレへ行くようになりました。また、ショーツの上にアンダーパンツをはくようにして、もし経血漏れを起こしてしまっても、外に浸透するまでの時間がなるべく遅くなるように対策をしています。あのとき、やさしく対応してくれた店員さんには、今でも感謝しています。
著者/山中桜
イラスト/おんたま
監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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