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「えっ、ダメなの?」美容師に聞いた白髪と薄毛にNGなことに驚き!アドバイスを実践してみた

1本生えているだけでも、一気に実年齢より老けて見えてしまう白髪。白髪に頭を悩ます女性は多いですが、40代に足を踏み入れた私もその1人です。私が体験した40代の髪の悩みと、その悩みをきっかけに生活習慣を改善したことについて紹介します。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師駒形依子 先生
産婦人科 | こまがた医院院長

東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力~女医が教える「人には聞けない不調」の治し方(KADOKAWA)』。
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抜いても抜いても生えてくる白髪!

私が白髪を見つけたのは、30代後半のことです。髪の分け目にちょろっと生える白髪は、1本あるだけでも印象が大違い。老けた印象になるのが嫌で、見つけるたびにピンセットで抜いていました。

 

それでも当時は、「気にし過ぎじゃないの」と夫に言われる程度。白髪はまだ大して目立つものではなかったのです。ところが、40代になると事態は一変。鏡をのぞくたびに白髪を見つけるほどに!

 

自分で見える範囲は変わらず抜いていたものの、「後頭部に生えていたらどうしよう……」と、いつも人の視線を気にするようになってしまいました。

 

美容室で言われた「白髪は抜いちゃダメ」

白髪にやっちゃダメなこと

 

白髪とともに悩みとして浮上したのが、頭頂部の薄毛問題。ある日ドライヤーで髪を乾かしていると、いつもより地肌が目立つことに気付いたのです! 「白髪を抜き続けたから?  髪にコシがなくなったから……?」

 

一気に加齢を目の当たりにしたような気分になった私は、すっかり落ち込んでしまいました。それからはネットで「薄毛 40代」を検索する日々。しかし、これといった解決策も得られず、長年お世話になっている美容師さんに白髪と薄毛を相談してみることにしました。

 

すると、まず言われたのが「白髪は抜いちゃダメ!」のひと言。最初は1本2本と思っていても、気付かぬうちに抜いた部分の範囲が広がってしまうというのです。

 

さらに、一度抜いた髪の毛は、同じような状態に戻るまでかなりの時間を要するとのこと。「白髪は染めれば対応できるけど、抜けてしまった髪の毛はすぐには戻らない」と言われ、なるほどと納得してしまいました。

 

 

体の内側から髪の健康を意識

野菜

 

重ねて美容師さんに言われたのは「気にし過ぎるのも良くない」という話です。美しい髪を保つためには、体の内側から健康を意識することが大切。ストレスや不摂生が重なると、髪の健康状態も悪くなってしまうということでした。

 

「好き放題食べて飲んで、美容と健康が維持できていたのもこれまでか……」と、私は食生活の改善を決意します。とはいえ、大好きなお酒はすぐにはやめられません。その分、味噌汁やスープに野菜を取り入れ、毎日の食事でビタミンやミネラルを摂取できるよう心がけました。

 

さらに、「髪の健康にはたんぱく質が大切」と美容師さんから聞き、毎日飲み始めたのが豆乳です。植物性たんぱく質が豊富な大豆からできる豆乳は、もともと大好物。冷蔵庫に常備し、毎日飲んでいたコーヒーはソイラテにチェンジしました。

 

お風呂上がりは、美容師さんおすすめの育毛剤をシュッと頭皮にかけて、やさしくマッサージ。美容師さんによると、マッサージで頭皮をやわらかくすると血流が良くなり、抜け毛予防によいという話でした。

 

育毛剤はにおいが強いイメージだったのですが、美容室で購入したものは爽快感のほうが際立ちます。「育毛剤は自分よりずっと年齢が上の、男性が使うもの」と思っていたのですが、これなら違和感なく続けられそうです。薄毛の相談をするなんて少し恥ずかしかったのですが、40代の女性なら誰もが感じる変化だと言われ少し安心しました。

 

もちろん、今は白髪は見つけても抜いたりしません。「いざとなったらカラーリングできるから」という美容師さんの声に励まされ、白髪を意識し過ぎない生活を送るようになりました。

 

まとめ

自分が白髪に悩むようになって気付いたのは、最近はあえて白髪を隠さず、そのままの姿で活躍する芸能人が多いということです。「グレイヘア」と呼ばれる髪色は、その人にしかない美しいカラーのようにも思えました。

 

「美容に一生懸命になるのもすてきだけど、これからは自分に起こる変化に柔軟に対応していく年代なのかも……」。最近はそんなふうに思いながら、頑張り過ぎない美容法を目指して日々を過ごしています。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

イラスト/サトウユカ

 

 

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著者:SH

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