初めましてのママさんの様子が…
リトミック教室が開催されている間、ママたちは教室の後ろで見学していました。教室の入り口で新しく入ってきたらしいCさんを見つけたので、「初めましてですよね? こんにちは~!」と声をかけます。しかし、Cさんはチラッとこちらを見て、あいさつを返さず無視。「私の声が小さくて聞こえなかったのかな……」と思っていましたが、4〜5人いた他のママたちのあいさつもすべて無視で、目も合わせようとしません。一体どうして……? と疑問に思ったものの、Cさんは教室が終わるとすぐに帰っていったので、あいさつ以降話かけることはありませんでした。
後日、近所の公園でCさん親子に出会います。なんとなく話しかけられずにいると、Cさんのほうから話しかけてきました。「リトミック教室にいた人ですよね? 有料の教室なのに先生のレベルが低すぎて……。先生にクレームを入れようと思うんですけど、一緒に行ってくれません?」と言うのです。Cさんは自分の娘に本格的な習い事をしてもらいたいらしく、教室の内容に不満がある様子でした。「娘さん、楽しんでるように見えましたよ」と私は返答します。しかし、Cさんは「適当なこと言わないでくれますか」とイライラしている様子です。結局「今日たまたま会ったから誘っただけなので、ついて来ていただかなくて結構です。1人で行きます」と言って、そのまま公園を去ってしまいました。その後、先生へクレームを入れたのかはわかりませんが、Cさん親子と再び教室で会うことはありませんでした。
自分勝手な行動が多かったCさんに、私はドン引き……。今でも公園でたまにCさん親子を見かけることはあるのですが、深く関わらないようにあいさつ程度に。しかし相変わらずCさんに無視をされるため、そのあいさつもやめようと思っています。私はリトミック教室に不満はないので、その場の空気に流されず、自分の意見を言えてよかったと感じた出来事です。
作画/Pappayappa
著者:佐藤あやな
2歳の娘を育てるアラサーママ。夫は帰りが遅くワンオペ育児に奮闘中。趣味は韓国ドラマを見ること。