幸せいっぱいの新婚生活が始まると思いきや、夫はほとんど家事をしてくれません。そればかりか、外では私の悪口ばかり言っているのです……。
夫の裏の顔
この家は私がほとんどお金を出して購入したものの、近所の人には「俺が現金で買った」と言っているそうです。在宅で仕事をしていますが「ずっと家にいて家事もしない」と嘘をついていることも発覚。
私がそんな夫に嫌気がさしていたころ、ほとんど家事を手伝わなかった夫がゴミ出しだけするようになりました。
どうやら、向かいの家に住むA子とゴミ出しのときに会って、私の悪口を言って楽しんでいるよう。
長期出張に違和感
そんなある日、夫が1カ月の長期出張に行くことになりました。夫が出張に出発した朝、向かいの家のA子が大きなスーツケースを持って家から出てきました。
私が挨拶をすると、上から下までじろっと眺めて、「あの人の妻なのに、ほんと大したことないわね」と一言。
私はA子の言葉に驚きつつも、2人の関係を疑いました。出張に行っている夫に連絡を取っても既読にすらならず、連絡が取れない日々が続きました。
衝撃の発見
1カ月後、出張から帰ってきた夫のスーツを片付けていると、記入済みの離婚届がスーツの内ポケットから出てきました。しかも、向かいのA子と仲睦まじく腕を組んでいるツーショットの写真も入っています。
そして写真の裏には「奥さんへ。別れてください! 早く家から出て行って!」とメッセージが書かれていました。夫に内緒で、勝手にA子がスーツに忍ばせていたのでしょう。
「あぁ、やっぱり」
疑惑が確信に変わり、もう我慢の限界です。
離婚届を提出
私は、その離婚届に自分の名前などを書いて役所に提出しました。
「スーツ、クリーニングに出してくれた?」と電話をかけてきた夫に「うん、出したよ」と、離婚届を提出したことを報告しました。
すると夫は大慌て! なぜなら、私の収入は彼の倍以上あり、家事もすべて私がしているので、離婚して私がいなくなるととても困るのです。
しかし、どれだけ謝罪されても許す気はありません。自分の見栄のため、妻を見下す嘘を吹聴する人と家族でいられるはずがありません。
私は2人にそれぞれ慰謝料を請求しました。
新しい未来へ
A子は夫の嘘を信じていたため、夫が大企業に勤めていて家の名義は夫のものだと思っていた様子。お金にしか興味のなかったA子は、夫が隠していた事実を知るとすぐに見放したそう。
元夫は妻にも浮気相手にも逃げられ、苦しい生活を余儀なくされることでしょう。自分の過ちをしっかり反省して生きてほしいです。
家を出た私は、自分の力で新しい未来を築くための第一歩を踏み出しました。これからは、自分の幸せを第一に考え、心から信頼できる人とともに歩んでいこうと思います。