えっ!? 耳を疑った後輩の発言
後輩は、2歳の女の子と1歳の男の子を育てていました。子育ての話がしたいのかな? と思い耳を傾けると、「先輩の息子さん、もう3歳なんですよね? お下がりとかもらってあげますよ?」と言い出したのです。
私の感覚では、お下がりはあげるほうから「うちの子のサイズアウトした洋服があるんだけれど、もし必要だったらもらってくれない?」と打診するものだと思っていたのです。私の心が狭いのかもしれませんが、なんだか「もらってあげる」という言い方にモヤモヤしてしまいました。
「ないよ」とも言えず、少しあげてしまったので自業自得なのですが、ますますモヤモヤしてしまいました。2人目を意識していることを伝えて断ってもよかったのかな……ともあとから思いましたが、そのときはまだどうなるかわからないからと思い、言えなかったのです。
後輩に悪気はなかったのかもしれません。しかし、言葉の使い方ひとつで印象が変わるものだと、学んだ出来事でした。
著者:きむらりんご/女性・パート。2歳、7歳の男の子を育てる母。介護の現場で11年目。現在は特養でパート勤務している。
イラスト:きりぷち
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています