夫と初めて鍋を一緒に食べたら…
私は小さいころから鍋料理が大好きです。しかし、私たち夫婦は交際期間が長かったにもかかわらず、なぜかお鍋を食べる機会が一度もありませんでした。初めて一緒にお鍋を食べることになったのは、結婚して最初に迎えた冬のある日。
夫から「今日は寒いから鍋が食べたい」とのリクエストを受けて、ようやくそのチャンスが訪れたのです。私が用意したのは寄せ鍋。白菜、長ネギ、お肉をはじめ、たくさんの具材を入れた寄せ鍋は非常においしく、私たちは「やっぱり冬は鍋だね」などと言いながら鍋を楽しんでいました。
事件が起こったのは「そろそろシメの雑炊にしようか」となったときです。なんと夫が、自分の取り皿に残っていたスープを、鍋の中に戻したのです! びっくりして「何してるの!? やめてよ!」と言いましたが、夫によると「うちの実家ではみんなやるんだけど……変かな?」とのことで、義実家の文化を知って二度びっくりしました。
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私の思う「当たり前」と夫の思う「当たり前」が違ってびっくりした、というお話です。今後も結婚生活を続けていくうちに、意見の相違が起こると思います。今後、もし夫の行動に「どうしても許せない」と感じるときがあったとしても、むやみに関係を悪化させないために強く怒ったり嫌味を言ったりせず、「私はこう思うからそれはやめてほしいな」とやさしく伝えて、話し合うようにしたいです。
著者:はたまた鯱鉾/20代女性・育児に奮闘する23歳。趣味はカフェ巡りと釣りで、夫のことが大好きです。
イラスト:にしこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年3月)
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