なんて報告をしてるの…!
そのころ私は妊娠8カ月目で切迫気味ということもあり、公園に子どもを連れて行って遊ばせる役目を義父母が積極的にしてくれて、今まで以上に息子たちとおじいちゃんおばあちゃんの関係性が深まったように感じていました。
そんな中、私の調子がいい日にみんなで公園へ遊びに行くことに。9歳の長男と7歳の次男、義父母は、少し離れたところでベンチに座ってランチタイム。私と夫は3歳の三男の遊びに付き合っていて、ランチにはあとから合流しました。
すると長男と次男がなぜかニヤニヤ。そして、「パパとママのこと言っちゃったもんねー!」と言うのです。「何を話したのー?」と聞くと、義母が「パパとママはいつもチューしたりお膝に座ったりしてるんだよって教えてくれたのよ」とにっこりと笑いながらひと言。なぜ公園でそんな話を……! 不仲だと言われるよりはよかったですが、義母の口からその話をされるのは、なかなか恥ずかしかったです。
いつも息子たちも交えてチューしたり、膝に座りあったりとじゃれあいをしているのですが、まさかこんな風に伝えられるとは……。慌てて否定するのも余計に変かなと思い、「そういう話好きだねー」と気にしてない風を装い、別の話題にさりげなくチェンジ。1月で寒いはずが、変な汗をかいてしまいました。
作画/森田家
著者:杉田 菜々
0歳と3歳、7歳、9歳の男の子を育てる母。10年以上保育士として働いている。現在は産休中。