食事は絶対に残さないポリシー
主治医は「そろそろ夕食の時間なので、食べ終わったら2種類のお薬を飲んでください」と言い、にしこさんに内服薬を手渡したのち、病室から去っていきました。その後、看護師さんが夕食を持ってきてくれたのですが……。
先ほど看護師さんに痛み止めの点滴を打ってもらったものの、にしこさんはまだ完全に痛みが引いたわけではありませんでした。おなかの痛みや気持ち悪さがあったため、はじめこそ「残さずに食べよう!」と意気込んでいたものの、出された病院食を完食するのは難しかったそうです。
もし自分がにしこさんの立場だったらと考えると、体内に血が大量に溜まっていると想像するだけで、食欲が失せてしまうかもしれません……。薬を飲むためには多少の食事をとらなければなりませんが、今はあまり無理せず、食べられる量だけ食べるのがいいかもしれませんね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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