ドレスより着回しの利くスーツをセレクト
まずは服装です。ネットショップをいろいろ見て探したのですが、デザインが気に入るドレスはどれも膝くらいの長さ。実際に私が着てみたら、太くて毛深い脚が気になって仕方なくなることは一目瞭然でした。結婚式だけに黒いストッキングでごまかすこともできません。
それに私は40代の主婦で在宅ワーカー。友人はママ友ばかりで、職場の後輩の結婚式に呼ばれるということもありません。次に結婚式に呼ばれるのはきっと、めいかおい。遠い先なんだろうなぁと思ったら、今、高額のドレスを買うのはもったいない気がしてきました。
そこで、服装は入学式や卒業式でも着られるスーツを選択。紺色のふんわりしたワンピースと紺色のジャケットがセットになっているものです。これに、大ぶりの真珠のネックレスとイヤリングを付けて、華やかに見えるように工夫しました。
100均アイテムを使いこなして華やかに
次に、メイクです。在宅ワーカーの私は普段はスッピンで過ごし、外出するときも基本的に下地とファンデーションで肌を整えるだけの5分間メイクです。しかし、結婚式にお呼ばれしたからにはしっかりメイクしなくては! 服装もドレスではないのだし、その分メイクとヘアで華やかさをプラスしなきゃとさすがの私も気合いが入りました。
とはいえ、ばっちりメイクをする機会はそうそうない。いろいろメイク用品を買っても1回こっきりしか使わないかもと、またしても節約精神がムクムク……。
そんなとき大助かりなのが100均です。近くのダイソーに出向き、ラメ入りのハイライトとコンシーラー、アイライン、チーク、リップペンシルを買いました。
結婚式当日は、下地を塗った後にコンシーラーで目の下のクマを隠し、リキッドファンデ、ハイライト、パウダーファンデをオン。ハイライトのキラキラが良い感じにお祝い感を出しています。目元はアイシャドウを塗ってアイラインを引き、マスカラを付けました。口元はリップペンシルで唇の輪郭をなぞってリップクリームで伸ばしてヌーディーに。仕上げにチークをふんわり入れて、華やかなお呼ばれメイクが完成しました。
ヘアはネットを参考に夫の力を借りて完成
最後に、ヘアです。服もメイクもなるべくお金をかけずに済ませてしまったので、ヘアだけは美容院できれいにセットしてもらおうかと思ったのですが、やはりダメでした。結局、式場近くの美容院のサイトを見てその価格にしり込みしてしまい、自力でなんとかしようと決意。ネットで40代の主婦らしくしっとりと見え、かつ華もあるパーティーっぽいヘアを探しました。
当時の私はロングヘアだったので、髪の長さ的にはいろいろなアレンジが可能でしたが、致命的だったのが超不器用なこと。自力では、なかなかネットの説明通りにうまくできませんでした。
私が選んだのは、簡単なのに凝った髪形に見えるギブソンタックというものです。緩めのひとつ結びにした髪を“くるりんぱ”と内側に入れ込んでまとめるだけ。たったそれだけのはずが、どうしてもうまくいかない!
そこで私とは違いとても器用な夫にお願いすることにしました。夫は「女性の髪のアレンジなんて生まれて初めてだよ~」などと言っていましたが、じょうずにまとめてくれました。そこに昔からあったパール付きのUピンを飾って、完成です。うん、すてきになったかも!
まとめ
結婚式では花嫁となった友人の笑顔がキラキラと輝いていました。夫となる方がとてもやさしそうで、友人としてもひと安心でした。40代になってからの結婚式のお呼ばれは、顔も、体形も、環境も、経済状況も、若いころとは違うのでどんな格好をしたら良いのか悩みました。ですが、自分なりに華やかに装って友人を祝う気持ちを表すことができ、友人の幸せな姿を見届けられたので、本当によかったと思いました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:小笠原 たまご/40代女性。2人の子どもをこよなく愛するパート&在宅ワーカー主婦。
イラスト/きびのあやとら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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