義母が直腸脱(肛門から直腸が飛び出す病気)になってから、入浴介助は医療行為に当たってしまうということで、介護施設の利用が一旦白紙になっていました。結局、どうしてもお風呂に入りたい義母は夫の帰りを待って手伝ってもらいましたが、シャワーをかけている最中から便漏れが始まり、それはお風呂から上がっても止まることはなく……。さらに尿漏れもしていて、掃除と消毒に夫婦で追われるハメに。
面倒くさい性格!
暖かい日でも暖房を付けて寝たがるので、温度は低めに設定したのですが……。
翌朝部屋に行くと、冷房の設定に変わっていました……。
そこから、どれだけ体調が悪いのかのアピールがスタート!
※やろっこ→腸
そんなに調子が悪いのであれば、病院へ行こうと言いますが……。
謎の理由で通院を拒みます。
さらに弱気な発言は続き……。
再び病院に行こうと言いますが……。
しばらくすると、夢の中へ……。
お昼寝から目覚めた義母から、1枚のパンフレットを渡されました。
そこにはお葬式の案内が。
そこまで考え詰めているなら、手術をしたほうがいいと提案しますが……。
結局これです。
暖かい日でも、夜は暖房を付けて寝ないと不安な義母。体調を崩さないよう、就寝時にそっと温度設定を変えておきましたが、翌朝部屋に行くと冷房に変わっていました……。そして、きっとその冷房のせいだと思われる不調をつらつらと話し始めます。
そんなに調子が悪いのなら、病院に行くように促しますが「こんな状態で病院に行って迷惑じゃないかしら?」と謎の心づかい。病院って、調子が悪い人が行くところですが……? 結局、しばらくしてから再度部屋を訪ねると、寝息を立てて寝ていました。
お昼寝から目覚めた義母から1枚のパンフレットを渡され、何かと思って見てみるとお葬式の案内……。お迎えが来る夢を見たとかで、ナイーブになっているようでしたが、正直そんなことを考える余裕があるなら、手術を受けるほうが早いと思うのですが。それを提案すると、お決まりの無視……。いつか素直に意見を聞いてくれる日が来るのでしょうか?
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温度の感じ方は人によって違うとは思いますが、さすがに暖房から冷房に切り替えて一晩過ごしたのであれば、調子が悪くなるのも仕方がない気もします。何度も頻繁に呼ばれるのもストレスですが、こうやって義母のためを思ってやっていることを知らないところで勝手に変えられると、モヤッとしてしまいそうです。難しいですが、こういう感情のコントロールがいかにうまくできるかも重要なのかもしれません。
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