まさか… 急いで家に帰ると
私は朝、長男に下校時は途中まで迎えに行くということを伝えていました。そして下校時。いくら待っても約束の通学路に現れない長男。
私はどんどん不安になっていき、何かあったのではないかと心臓がドキドキしました。
いてもたってもいられず、急いで家に帰ってみると、なんとそこにはもう長男の姿が! 彼はもうすでに帰宅して、家の前で優雅にお茶を飲んでいたのです。
長男に事情を聞いてみると、帰りの方向が同じお友だちに近道を教えてもらって、そこから帰ってきたと言うのです。そのため私とは途中ですれ違いになってしまい、迎えに行った場所で会うことができなかったのでした。
私は長男に「 お友だちと帰れてうれしかった気持ちはわかるけど、安全な道で帰らないと危ないんだよ! だから明日からは絶対に通学路を守ってね」 と伝えました。すると「 そうなんだ!わかった!」 と理解してくれた長男。それからはお友だちから近道で帰ろうと誘われても、通学路から帰ろうとお友だちを説得して安全に帰れるようになりました。
今回のことは、私には完全に想定外な出来事でした。長男にとってもはじめての登下校で、近道が悪いことだと理解していなかったのです。このことで、長男はまだわからないことだらけということを痛感したのでした。それからは同じようなことがあったときは、その都度いけないということをしっかり伝えるようにしています。
著者:水沢 雫/30代女性/2016年生まれの男の子と2020年生まれの女の子の2児の母で、夜勤ありの夫と4人暮らし。アパレル販売員の経験があり、ファッションやショッピングが趣味。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年6月)