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「抜けた!…あ」生理用品が手元をすり抜けて…!?トイレで背筋が凍った瞬間

生理用品の使い方にも慣れた20代前半のころ。普段から生理の終わりかけには軽い日用の「ある生理用品」を使用していましたが、その日は友だちと会う約束があり、「もし経血が漏れたら嫌だな」と多い日用を着けて出かけることにしました。すると……。

生理中ということを忘れていた

生理中ではありましたが、終わりかけということもあり、頭痛や腹痛といった生理痛を感じずに過ごせた私。タンポンを入れていたこともあってか、生理中であることをすっかり忘れていました。

 

カフェに入ることになり、注文を済ませたあとに友だちがお手洗いへ。その様子を見たときに、「生理中だった」とハッと思い出した私。一応生理用品を替えておこうと、友だちが戻ってきたのと同時に、私もお手洗いに向かいました。

 

いざ、タンポンを引き抜くとき

カフェのお手洗いはおしゃれな土壁で、生理用品やコットンなども用意されていました。「ナプキンが置いてあるのはありがたいな」などと考えつつ、用を足すことに。朝にタンポンを使用してから、4〜5時間が経過していましたが、経血が漏れている様子もなくホッとしました。

 

そして、普段通り、タンポンのひもにトイレットペーパーを巻き付けて引っ張りました。しかし……。

 

抜けないタンポン

一向にタンポンが抜けません。あとからわかったことなのですが、経血量が少なくなる生理終わりに大きめのタンポンを使用したことで、腟の滑りが悪く抜けにくくなっていたよう。

 

なかなか抜けず、勢いで抜いてしまうしかないかなと、勢いよく引っ張ってタンポンを引き抜きました。

 

するとタンポンは勢いよく抜けて、私の手から離れていきお手洗いの壁に……。幸いタンポンに経血の付着はありませんでしたが、壁を汚してしまったと急いで持っていた除菌シートで拭き取りました。

 

 

もし経血量が多いタイミングだったら……と思うとゾッとしてしまいます。壁を拭いたあと入念に壁をチェックしてからお手洗いを出ましたが、このことがあってからは経血量に合わせたタンポンを使用するように気をつけています。

 

※タンポンの過度な長時間使用はトキシックショック症候群(急な発熱、吐き気、めまい、失神などの症状)を引き起こす可能性があるため、パッケージ等に記載されている時間や使用方法をしっかり守りましょう。

 

著者/石井 せつ子
イラスト/マメ美

 

監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

 

ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!

 

 

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