翌日。診察の前に、義母は看護師さんとともにいろいろな検査に向かったため、まる子さんは義姉とゆっくり話す時間が取れました。そこでわかったのは、義姉も義母の手術には賛成していること。てっきり義母寄りの意見を持っていると思っていたので、まる子さんにとっては朗報でした。さらに、その日の医師からは手術OKの返事をもらえ、なんとか望みがつながったのです。
ラクをさせてくれるのでは……?
疲れていたのか、寝坊してしまいました……。
家事を優先してから義母の部屋に行くと、激おこ……。
つい先日、こんなことを言われたので……。
お言葉に甘えてみると……?
いや。それって結局いつも通りなのでは……?
その後、ひと通りの家事を終えて、義母の洗濯をしようと部屋に向かうと……。
こう言われたので、しばらく待つことに。
それならもっと早く言ってくれればいいのに……。
※おしりをやってもらう→直腸脱(肛門から直腸が飛び出す病気)を患う義母の飛び出した腸を戻すこと
さっさと終わらせようとすると……。
いつでも駆け付ける執事ではないのです……。
連日の病院通いや天候の変化に体がついていけなかったのか、珍しく朝寝坊してしまいました……。そこで、先日義母から「皆が休みの日はゆっくりしてなさい」と言われたことを思い出し、素直にパンだけ持って行きました。すると「あとは、そこに卵を焼いて、牛乳を温めて、ヨーグルトを用意して……」と追加オーダー。結局、いつもと一緒です。
その後、自分の家事をひと通り終えてから義母の洗濯をしようと部屋に入ると、今から着替えるからまとめて洗ってほしいと言われ、待つことに。しかし、10分経っても動く様子はなく、洗濯するのを忘れた? と思っていたら「おしりをやってもらおうかと思ってるんだけど」と。それならベッドに早く行くように言うと、今度は「何か催しそうな気がする」と……。
食事も洗濯も直腸脱のケアも、なんでも義母のタイミングに合わせて行動しなくてはならないこの生活、本当にストレスフルです……! 「お呼びでしょうか? 女王様」なんて、いつでも駆け付ける執事のような生活は、私には無理です。
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1日中、義母のために時間を使えるような生活ならまだしも、まる子さんは仕事をしつつ主婦であり母であり妻であり……忙しい日々を過ごしているので、自分のペースを崩したくないですよね。しかし、相変わらずの義母の様子を見ていると、まだまだラクはできそうにないですね……。
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