やっぱりこの人しかいない
実家への挨拶にも関わらず、自由奔放ないちろう。かおりさんはいちろうとの将来が考えられず、別れが頭によぎりました。そのとき、かおりさんの帽子が風で海に飛ばされてしまいます。
夫は崖の上から海に飛び込み、帽子を救出してくれました。
危険を顧みない行動に私は怒りますが、夫は帽子が祖母からもらった大切なものと覚えていてくれたのです。
「やっぱり私はこの人が好き……」
かおりさんはこの一件で別れるのを思いとどまり、2人はめでたく結婚。
そんな昔のことを思い返していると、実母がこはるの散歩から帰ってきました。
かおりさんはこのままではいけないと思い、勇気を出していちろうにメッセージを送信するのでした。
昔の気持ちを思い出したかおりさんは、いちろうに連絡をすることに決めました。夫婦関係がうまくいっていないときは相手の嫌なところが目につきがちですが、元を辿れば好き同士だったはず。
一旦距離を置くことも、冷静な考えをとり戻すには必要な措置だったのかもしれませんね。
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