はたのさんは、夫であるケンジさんと出会ったのは34年前のこと。高校を卒業して入社した会社で出会い、ケンジさんから告白されて付き合うことに。その当時ケンジさんは、はたのさんに「体の一部がなくなってもずーっと好き」と言っていたのですが、はたのさんが子宮頸がんにより子宮を全摘したことでその言葉は現実のものとなりました。
ケンジさんに支えられて、子宮頸がんの治療を乗り越えたはたのさん。治療を終え、ケンジさんから夫婦生活の再開を望まれたのですが……。
レスになるなんて…
私とケンジは結婚後、3人の娘に恵まれました。子育ては大変でしたが、子どもたちが大きくなったら、ケンジと2人でゆっくりと過ごせるようになると思っていました。
しかし、私が子宮頸がんになったことにより事態は一変。
私は子宮の全摘手術を受け、そのときにもらった退院後のしおりに「性生活は退院から2カ月以降」と書いてありました。ケンジにそれを伝えると「わかった!」と理解を示してくれました。
その後、放射線治療が終わるころには退院から2カ月たっていました。ケンジからは「そろそろどうかな?」と夫婦生活を望む声が……。
当時の私は放射線治療の影響で体調はあまり良くありませんでした。ただ、子宮頸がんの治療前からケンジとの夫婦生活はなかったので、ケンジの要望に応えることにしました。
子宮の全摘手術を受けたときに腟の一部も切り取っており、腟が以前よりも短くなっていたので少し恐怖心もありました。
しかし、治療は無事に終わっていたので問題なく夫婦生活ができるはず! そう思っていました。
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病気によって5カ月間、夫婦生活ができなくなっていたはたの有咲さん夫婦。久しぶりに夫婦生活を再開しようとしても体が整っていない状況に。夫婦生活のことを含め、治療が終わってからのことを夫婦で話し合っておくと安心ですね。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
■コミックス情報 「子宮頸がんとセックスレス」 著者:はたの有咲 定価:150円(税抜) 出版社:秋水社ORIGINAL
©︎はたの有咲/秋水社
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