育児を頑張っている若いママ。感心していたのだけど…
長男が幼稚園のころのことです。
同じクラスのママ友に、一際若いママがいました。しかも、16歳で産んだ上のお兄ちゃんはすでに小学生、と聞いてびっくりしました。それと同時に、若いのに男の子二人をしっかり育てている姿に、私は尊敬の念を抱きました。
そんなある日のこと、同じクラスのママたちで飲み会がありました。そのとき、その若いママさんが、みんなにSNSのアカウントを教えてくれたのです。私は「若いママってどんなことを投稿してるのかなー?」と興味本位でのぞいてみると…。
当然、日常を切り取った微笑ましい投稿もたくさんあったんですが、実は彼女、三人目の妊活中らしく、なんと夜の夫婦生活まで事細かに全世界に発信していたのです。「この行為はちょうど排卵日だった」「周期関係なく仲良しした」などなど。私は「恥ずかしいという感覚が違うんだろうな。価値観の違いだな」とそっとスマホを閉じました。
後日、他のママたちからも、この話題が。やはりみんな一回見てびっくりして、そのまま閉じた…と言っていたので、特に触れずに、スルーしたら良いんだよね?と確認しあい、何もなかったように過ごしました。
世代が違うからなのか、価値観の違いだったのか…。SNSとの付き合い方はよくわからないなと感じました。
作画/きりぷち
著者:田中華子
幼稚園児・小学生・中学生を育てる専業主婦。地域活動、PTA活動に積極参加中。