雨の日は毎回ママ友親子も送迎…負担に感じて断ると、ママ友が予想外の反応!?

ある雨の日、同じ保育園に子どもを通わせているママ友から「今日、車で行く? もしよかったら一緒に乗せてくれない? 」とメッセージが来たので、快く引き受けました。お互いの子どもも仲良しで「たまにはいいか」と思っての行動でした。
しかしその日を境に、雨が降るたびに「今日もお願い~! 」と当然のように連絡が来るように。最初は断りづらく受け入れていましたが、次第にその日の予定に影響が出たり、送迎の日は急いで準備したりと、こちらの負担が増えていきました。
思い切って「うちもバタバタしてるから、毎回は難しいんだ」と伝えると「そっか~」と一応納得したような返事をしてくれたものの、なんだか含みがあるような雰囲気だと感じました。すると次の雨の日、保育園で見かけたときになんとなくじっと見られ……。そしてそれ以降、どこかよそよそしい態度になり距離ができてしまいました。しかし、負担が続くよりはよかったかもしれないと思います。
親切心での一度の行動が、相手にとっては「してくれて当然」という感覚に変わってしまうことがあるのだと痛感。断ることに罪悪感を抱きがちですが、自分や家族の負担になるなら、勇気を持って伝えることも大切だと学び、無理のない距離感を保つことが必要だと感じた出来事でした。
著者:山中 鈴子/40代女性・主婦/4人の子どもを育てる母。夫の会社の手伝いをしている。
イラスト:たかだきなこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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朝の送迎はただでさえ慌ただしいもの。自分の子だけでなく、ママ友の子どもまで送迎するとなると負担は大きくなりますよね。それが日常になると、なおさら大変です。結果的に関係が疎遠になってしまったとしても、無理を続けるよりはよかったのかもしれません。
続いてご紹介するのは、社宅で出会ったママ友と車をめぐるエピソードです。助けてくれたはずのママ友の衝撃的な真実とは?
親切心だと信じていたのに…送迎してくれたママ友のまさかの発言に仰天!?

住んでいた社宅が不便な郊外で、大型量販店はありましたが、自転車で行くにはちょっと遠いようなところでした。私はペーパードライバーだったので近所への移動は自転車を使用していました。
周囲のママたちは車で買い物に行くことが多く、中には「困ったら言ってね! 」と言ってくれる人もいて、本当に困ったときは助けてもらっていました。そんな中、息子2人が風邪でダウンし小児科へ行くことに。タクシーを使い小児科へ向かい受診すると、待合室に同じ社宅のAママがいて、Aの娘さんも発熱してきていたとのこと。
「車で来てるから、帰りは乗ってきなよ」と言ってくれて、簡易版のジュニアシートになるベルトを持っていたので甘えることにしました。帰宅してから、アイスクリームを持ってお礼に伺い「本当に助かりました! 」と感謝を伝えました。
後日、ママ友から「Aママが『小児科で会って、どうしても乗せてくれと食い下がられたので仕方なく乗せた』と言いふらしてるよ」と噂が流れてきました。持って行ったアイスも「高級そうなものを持ってきて気に入らない」とも言っていたそうです。
実はAママの旦那さんは私の夫の部下でした。私が夫に「こんなふうに声をかけてくれて、車に乗せてくれて本当に助かったんだよ」と話した翌日、夫も旦那さんにお礼を言っていたのです。その様子を見ていた人もいて、明らかにAママが嘘をついているとバレバレでした。あっという間に「Aママが嘘をついた」と知れ渡り、結果あまり人が近寄らなくなったのです。その後、私は頑張ってペーパードライバーを返上して自力で送迎できるようになりました。
著者:さくらはなこ/30代女性・主婦。この当時、幼稚園児の年子男子を2人抱え、激務&転勤族の夫について転居、ワンオペで育児をする専業主婦でした。
イラスト:犬野ぽよ彦
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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良い人だと思っていたママ友が、実は言いがかりをつけるような人だったと知り、驚いてしまいますよね。どんな意図で周囲に嘘を広めていたのかは分かりませんが、そのような相手とは、ほかの場面でも信頼関係を築くのは難しいかもしれません。
最後にご紹介するのは、子どもの習い事先で出会ったママ友とのエピソードです。雨の日に突然声をかけられて……!?
雨の日に顔見知り程度のママ友親子を送迎すると→信じられない発言にモヤッ!

うちには自転車がないため、幼稚園へは徒歩で通い、少し離れた習い事には車で通っています。ある日の習い事の日、晴れていたのに突然の大雨が。クラスのママたちの多くは自転車通いだったため、雨が止むのを待っていました。
私たちは車だったので「先に帰ろう」と3歳の子どもを連れて駐車場へ向かおうとしたとき、あるママから「すぐ近くだし、2人だから乗せていってよ! 」と言われました。そのママの子はうちの子と特に仲が良いわけでもなく、しかも方向も反対側。それでも断りきれず、仕方なく乗せてあげることにしました(チャイルドシートは2つ設置していたので、その点については問題ありませんでした)。
うちは軽自動車なので、普通車に比べると少し窮屈かもしれませんが、そのママは車内で「ちょっと手狭だよね? 子どもも大きくなってくるし、そろそろ車買い替えたほうがいいんじゃない? 私、いつも大きい車に乗ってるんだけど便利だよ。そうしたほうがいいよ〜」と言ってきたのです。親しい友人ならまだしも、ほとんど初めて会話を交わすような関係だったので、その言葉には驚きました。それ以来、そのママにはできるだけ近づかないようにしています。
そして、家に帰ってから「無理して乗せなければよかった」と後悔しました。私は断るのが苦手な性格ですが、この出来事をきっかけに、モヤッとしたときは何かしら理由を伝えて断ろうと決意。また、私自身は相手を不快にさせるような発言をしないよう、これまで以上に言葉遣いに気をつけるようになりました。
著者:吉田 凛/30代 女性・主婦。2児の母。趣味は映画鑑賞と神社巡り。
イラスト:ホッター
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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ママ友の発言にモヤッとしてしまう気持ちよく分かります。「断るのは悪い気がする」と思いがちですが、自分の中に違和感があるなら、勇気を出して断ることも大切です。たとえ悪気がなくても、言葉ひとつで相手を傷つけてしまうことがあるため、思いやりのある言葉選びを心がけたいですね。
いかがでしたか? 今回は、ママ友との車にまつわるエピソードをご紹介しました。他人を車に乗せること自体、気を遣うものです。それを当たり前のように受け取られると、良い気はしませんよね。さらに、万が一事故が起きた場合、責任を負えないこともあります。たまになら問題なくても、負担に感じているなら「乗せられない」ときちんと伝えることも必要です。