親切心が仇に!?
遊ぶ時間はお昼ご飯を食べて午後2時〜午後4時くらいで、夏の暑さを考え基本的に我が家で遊ばせていました。その女の子には年子の弟がいて「この子もお願いしていいかな」と言い弟を置いて帰っていきました。私も家で遊ばせているだけで何もしないで良かったのでそこは了承して夕方お迎えに来てもらうようにしていました。
そんなある日、朝からけたたましいチャイム音がしました。まだ娘は寝ていてビックリして起きてきました。何事かと玄関に出ると、娘と仲の良いお友達の女の子とそのお母さんと弟がいました。「弟が風邪ひいたから病院に行きたいんだけど娘を連れていくと大変だからお願い!お昼ご飯は適当に食べさせてもらえたらいいから!」と私が何も言う間もなく、女の子を置いていったのです。お昼ご飯?そもそも了承も得ず一方的なのに驚きでした。女の子に罪はないのでお昼ご飯を作り遊んだのですが、こちらの都合も考えないそのお母さんにモヤッとしてしまいました。
◇ ◇ ◇
夕方になりお迎えには来たのですが、お礼も言われずいつも通りまたねと帰っていきました。夏休みの間は仕方ないのでモヤッとはしながらも翌日からも普通に我が家で遊ばせましたが、何でもいいよいいよで親切心を出していると使いやすいお母さんと思われることを学びました。
作画/まげよ
著者:猪口綾子
30代、今年で結婚10年目。6歳と8歳の子供をもつ母。現在は専業主婦。