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「息子さんの目は…」生後すぐに目ヤニが多いと指摘されるも治らず→別の病院を受診し、驚きの診断結果を告げられ…

出産後入院中に息子の目ヤニを指摘され、ガーゼでその都度拭いていました。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師松井 潔 先生
小児科 | 神奈川県立こども医療センター 産婦人科

愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等、同総合診療科部長を経て現在、同産婦人科にて非常勤。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。
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ただの目ヤニだと思っていたら…

退院後もなかなか治らず、今度は白目にほんのり赤い部分が見え始めました。2週間健診で見てもらうと、結膜下出血とのことで、目薬を1日3回続けました。1カ月後目薬がなくなって、目ヤニも落ち着いたかなと思ったらまた目ヤニが出て来ました。別の病院へ行くと、先天性鼻涙管閉塞症と診断されました。そして、息子は結膜炎になっていたようです。今までさしていた目薬は抗体ができて効かなくなっていたようで、3種類くらい試してようやく治りました。結局治るまで約3カ月かかりました。

 

おかしいと思ったらすぐ病院で相談すること、違う病院で診てもらうことも視野に入れることが大事だと学びました。

 

◇ ◇ ◇

 

「先天性鼻涙管閉塞症(せんてんせいびるいかんへいさしょう)」とは、新生児の5%前後 に発生します。症状には涙液の過剰貯留、まぶたや頬への涙の溢れ、涙嚢で生成される粘液物質の逆流などがあります。また、赤くなり、圧痛があり、発熱をきたすこともあります。 合併症のない鼻涙管閉塞は、1歳までに 90% が治ります。眼科医によっては、鼻涙管に広げる治療をします。

 

涙が多く出る、目ヤニが気になる場合は、小児科医に相談してみてくださいね。

 

 

 

 

作画/まげよ


著者:中原絵麻

30代、0歳の男の子を育てる母。晴れてる日は朝から洗濯が楽しみ。

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