ツナマヨおにぎりはどうやって水気を防ぐの?
なんと、ツナマヨおにぎりを作る際のコツは、料理でよく使うかつお節を入れるだけ。少量入れるだけでOKなので、とっても簡単です。
今回は、かつお節あり・なしの2パターンでツナマヨおにぎりを作って、その仕上がりを比較してみました。
おにぎりの条件は、以下の通りです。どちらもかつお節以外は、同じように作ります。
・ツナマヨの分量は、ツナ缶1/2缶分、マヨネーズ大さじ1、しょうゆ小さじ1/2
・おにぎりにはのりを巻く
美味しいおにぎりを作るポイントもトライ!
せっかくなので2パターンとも、おにぎりを作るご飯も、番組で紹介された方法で作ってみました。
ポイント①お米2合に対して、塩は小さじ1/2が目安。
時間が経ってしまった古米(2合)を炊くときは、さらに大さじ2杯のみりんを加えることでふっくらした炊き上がりになります。
少量の塩を入れると、ご飯の甘みが上がり、吸水率が下がっておにぎりに適したご飯になるそう。
ポイント②炊けたらすぐしゃもじで切るように混ぜ、熱々のうちに握る
ご飯は炊き上がった直後に、すぐにしゃもじで底から返しながら切るように混ぜることで、水分が全体に行き渡り、ふっくらとします。炊きたてご飯の湯気は結構熱いので、やけどには注意しましょう。
また、おにぎりはご飯が熱々の状態の時に握るのがおすすめ。冷めたご飯の場合、ギュッと握らないとまとまらないため、かたいおにぎりになってしまいます。
熱々の状態で握るのが難しい場合は、一度クシャクシャにしてから開いたクッキングシートで、ご飯を包んで握ってみてくださいね。
検証①「かつお節なし」でツナマヨおにぎり作ってみた
まずは、水気を防ぐかつお節を入れずにツナマヨおにぎりを作ってみました。
材料をボウルで混ぜ合わせた段階から、水気たっぷりのツナマヨが完成してしまい、先行きが不安です。
出来上がって早々、ツナマヨの水気が滲み出てきてました。半分にカットしてみると、水気がおにぎり全体にかなり行き渡っていて、ベチャベチャとした舌触りに。
お弁当に持っていき、作ってから5時間後にも食べてみました。ご飯は全体的に水っぽくなってしまい、食べる時にポロポロとこぼれてしまいました。
検証②「かつお節入り」でツナマヨおにぎり作ってみた
続いて、番組で紹介されたツナマヨの水気を防ぐ作り方を試します。
ツナマヨに少量のかつお節を入れ、先ほどと同じようにおにぎりを作ってみました。
先ほどのツナマヨはすぐに水気が滲み出てきてしまいましたが、今回は全くその気配がありません。さらに、水気が少ないので握りやすいという特徴も。
半分にカットしてみると、その差は歴然。水気はツナマヨの周りに少しあるだけでした。ベチャッと感が0にはなりませんでしたが、舌触りの不快感は一切ありませんでしたよ。
お弁当に持っていっても、水気はほとんどなく、食べやすかったです。
かつお節がおにぎりにコクをプラス
かつお節を入れたら、ツナの味がしなくなってしまうのではないかと不安でしたが、そんな心配は必要なし!
むしろ、かつお節を入れることでコクが出て、味わい深いツナマヨおにぎりになりました。かつお節がツナの味わいを引き立ててくれています。
水気を吸ってくれて、コクが出るなんて。これには筆者も感動しました。今後入れないで作るという選択肢はありませんね。
ツナマヨおにぎりで驚く活躍ぶりのかつお節
最初はかつお節を入れるだけでは、長年の悩みであったツナマヨおにぎりの水気は解決しないと思っていましたが、かつお節の吸水力は驚くべきもの!
ツナマヨおにぎりを作っていて、水気に悩まされたことがあるという方は、ぜひ実践してみてください。