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「かゆい!」足に大量に刺された痕!蚊に刺されたかと思いきや→家族を襲った猛烈なかゆみの正体は

家族全員が足を10カ所以上虫に刺されてしまい、猛烈なかゆみに襲われました。虫刺されの薬を塗ったものの、刺されたところがだんだん赤く腫れ上がり、かゆみに加えて痛みも感じるように……。1週間ほどたっても良くならず病院を受診したところ、蚊による虫刺されではなかったのです。家族を襲った猛烈なかゆみの体験談を紹介します。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師窪田 徹矢 先生

くぼたクリニック松戸五香院長。獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。
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朝起きると足に大量の虫刺されが!

5月中旬のこと。夜中に足の猛烈なかゆみで目が覚め、半分寝ぼけつつも足をかきむしりながら朝を迎えました。暗闇ではわかりませんでしたが、朝起きると、両足の膝から足の甲にかけて、それぞれ10カ所以上も虫に刺されていました。しかも、私だけではなく夫や子どもも同じように、両足とも大量に刺されていたのです。

 

夜中に蚊が部屋の中に紛れ込んだのかもしれないね……と話し、すぐにドラッグストアへ向かい、即効性のある蚊取りスプレーを購入。以前、皮膚科で虫刺されのときに塗るといいですよ、と渡された塗り薬があったため、かゆみのひどいところは塗り薬で対応。普段ならばこれでかゆみが治まるのですが、今回はなかなか治まらず、子どもも足がかゆすぎるとグズるほど。夫は仕事中も大変だったらしく、いつもよりひどい虫刺されだねと家族で話していました。

 

そして翌朝、なんとさらに足に虫刺されが増えており、かゆみも倍増! これは蚊ではなく、ダニか何かにかまれたのかも……と、シーツやタオルケットなど寝具をすべて丸洗いし、部屋には入念に掃除機をかけました。その夜は虫に刺されることはありませんでしたが、かゆみは続いており、夜中に夫や子どもは寝ながら足をボリボリとかきむしっていました。

 

かゆみの原因はもらいものだった

くまのぬいぐるみ

 

かゆみが治まらないまま3日ほどたち、虫刺されがいつもの蚊に刺された痕とは少し違うことに気が付きました。蚊に刺されたときは、かゆみを伴う腫れがあるものの薬を塗ると治まるのですが、今回は赤く炎症を起こしたようになり、かゆみだけでなく次第に痛みもプラスされてきたのです。

 

特に子どもは、肌が強いほうではないため、膝下が虫刺されの痕で真っ赤になり、とてもかわいそうな状態になっていたのです。さらに、家にある塗り薬では対応できないと思い、皮膚科を受診しました。

 

私と子どもの虫刺されの痕を見た先生は、ダニかノミにかまれたのではないかと話しました。これまでそういうことがなかったため、どこから紛れ込んだのだろうか……と疑問に思っていたのですが、ふと子どもが義実家から持って帰ってきたぬいぐるみのことを思い出しました。義実家では猫を飼っているため、もしかしたらそのぬいぐるみに猫ノミが付いたまま、わが家にノミが紛れ込んだのかもしれないと先生に話すと、「おそらくそうですね」という返答

 

皮膚科では、家にあるものより強めのステロイド薬を処方してもらい、指導された通りに患部に塗っていると、3日ほどで虫刺されのかゆみや腫れは治まりました。

 

 

虫刺されの痕が残ってしまった

女性の足のイメージ

 

処方してもらった塗り薬をこまめに塗っていたところ、子どもの足はすっかりきれいに! しかし、私と夫の足は、蚊に刺された痕と違い、ノミに刺されたところは赤く痕が残ったまま……。夫とは「子どもの自然治癒力はすごいね」と話しつつも、年のせいで虫刺されの痕すら治りにくくなってしまったのかと少しショックを受けてしまいました。

 

義実家から持ち帰ったぬいぐるみは、子どもがとても気に入っているため、コインランドリーで洗濯乾燥をし、猫ノミを壊滅させました。また、義実家から物を持ち帰る際は、家の外で一旦パンパンとたたいてから家の中に入れるなどの対策を取りました。

 

そのせいか、その後はノミに刺されることはなくなりました。ただ私と夫の足に残った虫刺されの痕は、一年ほどたってようやく目立たない程度になりました。

 

まとめ

生活に支障を来すほどのひどいかゆみを伴った猫ノミによる虫刺され。夜中もぐっすり眠れないほど、家族全員がかゆみに悩まされ、そしてなかなか消えない虫刺されの痕にも悩まされ、二度と経験したくないと強く思った体験でした。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:江口りん子/40代女性。1児の母、夫は現在単身赴任中。会社員とWebライターをしている。高齢出産を経て、体調の変化や疲れなどさまざまなトラブルに直面し、若いころとは違うとつくづく感じる今日このごろ。普段はファッション、推し活、グルメなどの情報収集が趣味。

イラスト/サトウユカ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年5月)

 

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