ごはんの準備だけは欠かせない
生理中は「何もしたくない……」と、やる気スイッチがオフになる私。生理痛もあって極力動きたくないのですが、小学生の娘がいるので、ごはんの準備など最低限の家事はやらなければいけません。
子どもがレトルト食品やスーパーのお惣菜が苦手なこともあり、どんなに生理で体がつらくても料理だけは欠かさずにしていました。
母に相談
そんなある日、実家に帰省していた私は、生理中に料理をするのが大変だと母に相談。すると、母は「冷凍食品にしたら?」と言ってきました。もちろん、今まで何度も冷凍食品に頼ろうとしてきましたが、娘は市販の冷凍食品を嫌がって食べてくれないのです。
そのため、母に「娘が市販の冷凍食品好きじゃなくて食べないんだよ」と伝えたところ、母から「それなら、あなたが作った手料理を冷凍保存したらいいじゃない」と言われました。
食材を冷凍保存することはあったものの、手料理を冷凍保存するのは盲点だった私。「それだ!」と思い、次の生理がくる前に冷凍の作り置きをすることにしました。
生理中の重い体でもチンするだけで済むので準備が簡単ですし、手料理の作り置きなので、娘も嫌がらずに食べてくれました。母に相談したおかげで、生理中に無理に料理をしなくて良くなり、とってもラクになりました。
どんなに生理がしんどくても、家族のごはんの準備だけは欠かさずにしていた私。しかし、生理前の元気なうちに作り置きをしておくことで、生理中はラクに過ごせるようになりました。これからも生理中に無理をしないで済むよう、あらかじめ備えられることは事前にやっておこうと思います。
著者/神谷 まりな
作画/加藤 みちか
監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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