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「実は俺…嫌いなんだ」結婚へのキッカケだったと思っていたのに!30年以上を共にした夫から衝撃告白

10代のころから同じ合唱団に所属してクラシック音楽を歌い、それが縁で結婚した私と夫。子育てが一段落し、2人で音楽ユニットを組んで音楽活動を始めたら、夫から衝撃発言が飛び出して……。

クラシック繋がりで結婚したつもりだったのに…

10代のころから同じ合唱団に所属していた私と夫は、ずっとクラシック音楽を愛好して歌ってきた仲です。これが縁で結婚し、かれこれ30年以上が経ちます。子どもができてからは育児のために合唱団を退団しましたが、最近になって子育てが落ち着いたこともあり、私がボーカル、夫がギター伴奏の夫婦デュオを結成して、音楽活動を始めたのです。

 

私たちがデュオを組んで歌うのは、フォークソング、J-POP、懐メロなど。クラシックは、夫の腕前を考慮して避けていたのですが、私の発声がクラシックで、クラシックの歌曲も歌いたい想いから、ある日、夫に「どうにかならないか」と相談してみました。すると、夫は「実はシューベルトとかシューマンとか、ドイツ歌曲やイタリア歌曲は嫌いなんだ。本当はブルーグラスやカントリーミュージックが好きだ」と言うのです!

 

クラシック音楽がきっかけで結ばれたと思っていたのに、まさかの「クラシック歌曲は嫌い」発言に衝撃。音楽ユニットとしてはあまりにも違う方向性を予想だにしない形で突きつけられ、夫婦デュオ解散の危機を迎えたのでした。

 

その後、私は夫の伴奏をあきらめて、ピアニストさんに頼んだり、パソコンで伴奏音源を作ったりして、歌いたい曲のレパートリーを広げていきました。もちろん夫のギターで歌える曲も大切にしています。最近になって、ようやく夫もクラシックを弾いてくれるようになったので、これからも2人で作る音楽を大事にしながら趣味を続けていきたいです!

 

著者/町田まち子
イラスト/おんたま

 

 

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