恥ずかしくて親に言えない!
中学生のとき、経血量があまりにも多い上、動くのもつらいほどの生理痛が1カ月も続くことが当たり前でした。生理がない期間がほぼないような生活だったため、母に相談して産婦人科を受診することに。
検査の結果、重度の貧血が原因だと言われました。貧血なので血を止める力がない、そのため生理が長引く、経血が出続けるので貧血になる、の繰り返しだったそうです。病院で鉄剤の注射を受けて、医師と相談して低用量ピルを服用することになりました。
低用量ピルを飲んでからは生理期間も1週間以内におさまり、現在まで元気に過ごせています。 小学生のころから周りよりも早くに生理が始まり、経血漏れにも悩んでいたので、もっと早いうちに親に相談して婦人科を受診していたらよかったと思いました。(斎川ゆづき さん)
まとめ
自分の生理の症状が正常なのか異常なのか、なかなか判断しづらいものですし、生理について誰かに話すことに抵抗がある人も多いかもしれません。けれど、薬を飲んでも効かないほど生理痛がひどかったり、ナプキンが1時間と持たなかったりするのは、何か病気が隠れているかもしれませんので婦人科を受診するようにしてください。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
イラスト/うにゃ
監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
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