娘が書いた短冊に涙…そして
4枚の短冊には、「ママとパパがお仕事に集中できますように」「ママとパパが幸せに暮らしますように」「ノア(実家の老犬)がごはんを食べて元気になりますように」「コロナが早く終わりますように」と書かれていました。
自分のためのお願いは?と聞いたところ、「天の川みたいなカレーが食べたい!」とかわいいお願いが。娘を喜ばせたい!と七夕の夜ごはんに気合いを入れました。カレーは細長いお皿の左右にご飯、真ん中にカレールーを入れ、星型にくり抜いたにんじんなどを散らして天の川をイメージして盛り付け。星型のゼリーも作り、娘は大喜びでした。
コロナ禍のとき、幼稚園児だった娘。日々の死者数や緊急事態宣言のニュースを見て、ただ事ではないことを感じ、日々不安だったはずです。そんな日常のなかで、人を思いやる心を育んだと思います。自分のことよりも家族のことを考える娘に対し、親バカかもしれませんが、優しい子に育ってくれたなと思いました。
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落ち込んだり、不安になったりしたとき、子どもの一言に元気や勇気をもらうことってありますよね。私たち大人が子どもから学ぶことも多いなと感じます。子育てを通して、子どもと一緒に成長していきたいですね。
イラスト/シュー子
著者:ruka
小学4年の娘を育てる母。正社員として働く傍ら大学生として勉強中。