まるでメイン料理!贅沢な冷奴レシピ
NHK『きょうの料理』で料理家・栗原はるみさんが「ごちそう冷ややっこ」のレシピを紹介していました。
作り方はとっても簡単!いつものような感じで、薬味を中心に様々な具材をトッピングするだけです。
今まで冷奴のトッピングに使ってみようと思ったことがない食材も登場してびっくりでしたが、レシピのワンパターン化を解決してくれそうです。
栗原はるみさんの「ごちそう冷ややっこ」の作り方
材料(4人分)
・絹ごし豆腐…1丁
【トッピング】
・しょうが(小/みじん切り)…1かけ
・ねぎ(みじん切り)…1/4本
・細ねぎ(小口切り)…大さじ3
・ハム(みじん切り)…2枚
・ザーサイ(みじん切り)…大さじ3
・青じそ(粗みじん切り)…5枚
・ピーナッツ(粗みじん切り)…大さじ2
・万能昆布しょうゆ…適量(しょうゆで代用可)
【万能昆布しょうゆ(作りやすい分量)】
・昆布(10cm四方)…1枚
・しょうゆ…3/4カップ
・みりん…1/4カップ
材料の画像は、万能昆布しょうゆを作った後のものです。
それでは作ってみましょう!
作り方①万能昆布しょうゆを作る
まずは昆布をサッと洗い、拭いておきます。
小鍋でみりんを煮立たせて、アルコール分を飛ばします。少し煮詰めたら、火を止めて熱いうちにしょうゆと昆布を入れ、2~3時間以上そのまま置いておきましょう。
その後、冷蔵庫で保存して、昆布は1日おいたらお好みで取り出してOKです。
万能昆布しょうゆは、このレシピでは少量しか使いませんが、冷蔵庫で2週間くらい保存可能だそう。
後日、また冷奴を食べる時はもちろん、しょうゆの代用として他のレシピでも使えますよ。
作り方②豆腐の水気を切る
豆腐を盛り付け皿にのせ、豆腐より2cmくらい高くなるようにキッチンペーパーを巻き付けます。トッピングを盛り付けるための枠を作るようなイメージです。
そのまま、上からラップをやさしくかけ、冷蔵庫へ。
レシピでは冷やす時間が指定されていなかったため、筆者は30分くらい冷やしました。
いい感じに水っぽさがなくなり、トッピングがしやすい状態に。
作り方③トッピングを準備して盛り付ける
キッチンペーパーはそのままの状態で、事前にカットしておいたトッピングを豆腐に盛り付けていきます。
ピーナッツなど歯ざわりのあるものは、後からのせるのがおすすめだそうです。
具材を順番にのせていったら、地層のようになってしまい、見栄えが悪かったので、少し菜箸で混ぜました。
分量通りの具材をのせただけですが、かなり盛り盛りの状態に。
ちょっと多すぎる印象の見た目になってしまったので、ビジュアル重視であれば、分量の2/3〜半分くらいが良さそうです。
作り方④キッチンペーパーをはずし、万能昆布しょうゆをかける
そして、周囲のキッチンペーパーをはずします。
かなり不器用な筆者は、ここで一気にトッピングを落としてしまうのではないかと心配していましたが、意外と落ちませんでした。
豆腐の縁に沿って、静かに万能昆布しょうゆをかけたら完成です!
「ごちそう冷ややっこ」を実食
豆腐1丁と同じくらいの厚さがありそうな冷奴。レシピ名通りのごちそうです。
薬味がたくさんトッピングされているため、それぞれが喧嘩してしまわないのかと気になっていましたが、そんな心配は不要。むしろそれぞれが手と手を取り合っています。
しょうががふわっと香り、ねぎや細ねぎのシャキシャキ感が最初にやってきます。そして、かたいピーナツと歯ごたえのあるザーサイがアクセントに。
ザーサイとピーナッツの存在感が強めで、最後まで残るため、中華風の冷奴という印象でした。
それぞれのトッピングに味があるため、さっぱりした味付けが好みの方は、万能昆布しょうゆはなしでもいいかもしれません。
薬味が好きな両親はこのレシピをとっても気に入っていました!なんと父は「これなら1丁食べられるわ!」という衝撃発言も。
いつもとちょっと違った冷奴に大変身!
冷奴にこんなにもたくさんのトッピングをするという発想はありませんでしたが、大満足な仕上がりになりました。
これからの暑い季節、なるべく火を使わずに料理を完結させたいという方も多いはず。
ぜひ「ごちそう冷ややっこ」に挑戦してみてくださいね。