通常とは違う体のダルさ
「そろそろ生理かな」と思っていたある夜のことです。いつもの生理前とは少し違う体のダルさを感じましたが、私は「たまたまかな?」とさほど気にずに就寝しました。
そして次の日、予想通り生理が。通常であれば、生理が始まると体調は落ち着くのですが、この日は時間が経過するにつれて体が熱っぽくなっていき、激しい吐き気と腹痛まで。「これはおかしい」と思い、私はかかりつけの内科を受診しました。
医師の発言に絶句!?
診断結果は、ノロウイルスの感染。医師に「生理中であり、生理期間は腹痛や頭痛がある」と伝えたところ、「今までのつらい経験の中でも、上位に入るくらい大変かもしれない……」と言われ私は絶句。鎮痛薬をもらって自宅に帰りました。
先生が言った通り、生理のせいなのかノロウイルスのせいなのかわからない腹痛と吐き気が数日間続いたのです。さらに、1日の多くをトイレか布団の中で過ごしていたためか、下着の中が蒸れ、股関節の皮膚が赤くふやけてかゆみを感じるように。生理とノロウイルスのダブルパンチは、本当にキツかったです。
そして、ノロウイルスの症状が落ち着き始めるのと同時に、生理も終わりを迎えたのでした。
元気になり久しぶりに学校に登校すると、複数の友だちから「やせたね」と言われたのを覚えています。数日間、健康的な生活をしたところ体型はすぐに元に戻りましたが、ノロウイルスと生理の組み合わせはもう二度と味わいたくないので、体調管理には気をつけようと思った出来事でした。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者/石井せつ子
作画/まっふ
監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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