出産後に夫が放った衝撃発言
第一子の長女が産まれたときは、「花の名前をつけよう」と夫婦で一致していて、悩むことなく決まりました。2人目ができたら、同じく花の名前か、似ている名前にしようと話していました。
やがて2人目を妊娠すると、男の子だと判明。花の名前にするのはやめようという話になりましたが、長女と読み方が近しい名前にすることになり、候補を2人で出し合っていて、ほぼ決まっていました。
しかし、生まれた長男を見るなり、夫は「やっぱり僕の名前と同じ漢字を入れたい」と言い出したのです。代々引き継いでいる漢字だから、やっぱり入れたいとのこと。
けれどもその漢字はかなり珍しく、読み方も難しければ、書く時にバランスをとるのも難しい漢字。一気に名前の選択肢が狭まってしまい、長女と近しい名前を考えるのは難しく、私は産後に名付けのストレスに悩まされました。
結局、夫の希望を通す形で名前を決めましたが、長女の名前とは全然近しくないものになってしまいました。
また、義両親に長男の名前を伝えたときも「ふーん」といった反応でした。「代々受け継いできた漢字を入れてくれたんだね」と喜んでもらえるかな、と思っていたので、正直モヤモヤしました。
しかし良い名前であることに変わりはありません。息子も自分の名前を気に入っているようなので、この出来事はあまり考えないようにしようと思っています。またむしろ、漢字の意味を調べたり由来を調べたりしたことで、今は息子の漢字に愛着を感じているのも事実。結果オーライと考えて、息子にももっと好きになってもらえるよう年齢に合わせた伝え方で、漢字の意味などを伝えていこうと思います。
著者：春田ちえり／30代／1歳・4歳の2児の母。映画観賞が趣味。ディズニー・ピクサー大好き。
イラスト：ふくふく
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています（回答時期：2024年6月）
