就寝前、おしりから飛び出した直腸をしまうため、義母の部屋を訪れたまる子さん。そこには、すっかり女優と化した義母がいました。いつものように、体がつらいアピールをしたあと「まる子さんがおしり(腸を戻すケア)をやってくれれば、一生最後までそれでいい」と言った義母に対し、まる子さんは手術をしなければ自分も今後一切のケアをしないと宣言しました。すると義母の表情がみるみるうちに変わり、予想通り、そこからネチネチ攻撃がスタートしたのです。
直接確認したほうが……
ネチネチと言われた翌朝も、いつものように直腸を戻しに義母の部屋へ行きました。
※完納:体外に出てしまった腸を戻すこと
義母が拒否するなら、無理にやるとは言いませんよ、私も。
……言い方! いちいちイラッとさせないでほしいです。
その夜、夫が義母と話をするために部屋に向かいました。しばらくすると、部屋から大声が聞こえてきて……。
さぞかしもめたのだろうと思い、戻って来た夫に話を聞くと……。
とんでもない急展開に、私もビックリです……!
でも、よく話を聞いてみると、夫は義母の話を鵜呑みにしているだけのようです。
頭の中でいろいろな思いが駆け巡ります。
私には何度もそういう経験があるので……。
とりあえず、夫には義姉に電話で直接確認するように提案しておきました。嫌な予感……!
ネチネチ攻撃を受けた翌朝。義母の部屋に行って直腸ケアをしようとしたところ、「昨日もうやらないって言っていたから、二度とやらないと思った」と義母に言われました。やらなくていいならやりませんと返すと、「そこまで言うならやってもらおうかしら」とのこと。結局やるなら、もっと素直になればいいのに……。
その夜、夫は義母とちゃんと話をするために義母の部屋を訪れていました。私の気持ちは夫に伝えているので、同行はせずに傍観者に徹していたのですが、部屋からは明らかにもめているであろう2人の大声が漏れてきました。
しばらくして戻ってきた夫に話を聞くと、「姉ちゃんが仕事を辞めて面倒を見ることになったって」と。……えぇ!? あまりの急展開にビックリしてしまいますが、それはあくまでも義母から聞いた話。義母のウソに振り回された経験があるので、そこは義姉にちゃんと確認したほうがいいと夫に提案しておきました。
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そろそろ、手術について結論を出したいところですが、義姉がメインでお世話をすることになったという話ならまだしも、仕事を辞めてアパートを借りて……というのは、急展開ですね。その通りになれば、まる子さんの負担は相当軽くなりますが、義姉にも家族がいることを考えると、現実的ではないような気がします。これは早めに義姉に確認したほうがよさそうですね。
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