度々ある立ちくらみ
社会人になったころから、突然フラフラしたり冷や汗をかいたりと、貧血のような症状に悩まされるようになった私。
電車に乗っているときなど、いきなり目の前が真っ白になり、冷や汗がダラダラ出てしゃがんでしまうことがありました。しゃがんで数分間休むと、落ち着きます。車を運転していても、急にばーっと冷や汗が出てきて心臓がバクバクし「あ、これやばいかも」と思い、車を路肩に停めることも。
仕事中に
そんなある日。仕事で外回りの営業をしているとき、待ち合わせ場所で会った上司から「おい、顔色悪いぞ。もういいから帰れ」と言われました。私は、特に体調が悪いこともなくいつも通りだったので、「大丈夫ですよ」と答えましたが、上司は、「顔色見てこい。真っ青だぞ」と言います。
不思議に思いつつトイレに行って鏡を見てみると、そこには真っ青な顔をした私が。そのときちょうど生理中だったので、自分では気づかないうちに顔色が悪くなっていたのだと思います。自分でも顔色の悪さにびっくりしたので、その日は上司の指示通り帰宅して休ませてもらうことにしました。
私がとった対策
今まで自覚症状はなかったものの、私は生理中になると顔が真っ青になると判明。体調に変化はないのでそんなに心配はしませんでしたが、仕事に支障をきたしたくなかったので、市販の鉄剤を飲んでみることに。
仕事で病院へ行く暇がなかったため、このときは友人におすすめの鉄剤を教えてもらいました。飲んでみると、私の場合は、ふらっと目の前が真っ白になることも、冷や汗が出る症状も改善され、生理中に顔色を指摘されることも少なくなりました。
あのとき上司に「真っ青だぞ!」と顔色を指摘されなければ、自分の顔色に気づくことなく過ごしていたかもしれません。市販の鉄剤で症状が緩和されましたが、念のために一度、病院でちゃんと検査を受けてみようと思っています。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:新谷けご/40代女性・2013年生まれの娘、2015年早生まれの息子と夫の4人暮らし。年子育児に振り回されっぱなしの毎日。
イラスト:sawawa
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年5月)
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