レジャー施設の駐車場に到着後、まさかのハプニング
ワンオペながらも楽しく終えられたキャンプ。天気も良く、気持ちいい気候と景色の中で3人のきょうだいたちもルンルンで、レジャー施設へ向かいました。ちょうど開園時間くらいに着いて、さぁ遊ぶぞと気持ちが高ぶっていた子どもたち。車を降りて、ベビーカーを車から出して私が次女を乗せると、早く行きたい長男がベビーカーをすぐに押し始めました。しかし、ベビーカーに乗った次女はまだベルトをしていない状態。
そのとき、長女は水筒やおむつなどの荷物を持っていて、私はチケットを用意していて手が空いていません。私は次女が自分から降りることはないので大丈夫だろうと、軽い気持ちで長男に任せてしまいました。
すると、「早く行こう」とベビーカーを押しながら走り出した長男。
「危ないから歩いて!」という私の声は届かず、ベビーカーを押して走っている長男は、勢いよくベビーカーの前車輪を歩道の縁石に激突させたのです。
縁石に激突の結果、次女は…!?
縁石に勢いよくぶつかったベビーカーは止まりましたが、その勢いで次女が飛び出してしまいました。次の瞬間、大泣きとともに口から大量の血が……。すごい量の血を流していて口の中が見えないほどでした。
状態がわからなかったので早く様子を知りたかったのですが、洗い流そうにも水を飲ませようにも大泣きしていて嫌がる次女。とりあえず落ち着くまで待つことにし、その後レジャー施設に入り、水道があって座れそうなところまで行きました。
次女が落ち着いて水を飲んでくれたところで、口の中をチェック。これはお医者さんに診てもらわないとどうしようもないと判断して、休日でも診てくれる地元の歯医者を大急ぎで探し、「検索しては連絡をする」を繰り返しました。
やっと診てくれるところが見つかったので、車に乗り込み地元の病院に直行。診てもらった結果、前歯が1本奥にめりこんでいました。少しずつ出てくるようですが、おかしな向きになってしまいました。
これにはみんなが反省し、安全確認をしっかりしていこうと家族で話し合いました。とはいえ、今回いけなかったのは親であり大人である私自身。私の「これぐらいなら大丈夫だろう」という気持ちから、8歳の長男に次女を乗せたベビーカーを任せてしまったことが原因です。
私は自分の認識の甘さを猛省しました。改めて、私自身が子どもたちの安全確認と対策を徹底することが大事だと気付かされ、子育てに気を引き締めようと思った出来事となりました。特に子どもたちのテンションが上がっているときは、いっそう気を付けようと思います。
著者:米田のの/2013年生まれの長女、2015年生まれの長男、年の離れた2023年生まれの次女を育てる3児の母。思春期&ドタバタな小学生たちと、かわいい1歳に癒やされる日々を過ごしている。
イラスト:まげよ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)