縮毛矯正が欠かせなかった
社会人になってからは3カ月に1度は美容室へ行き、長い時間をかけて施術してもらう縮毛矯正を欠かしたことがありません。施術後は、ストレートのロングヘアになり満足していました。
しかし40代に入り、年齢的にもロングヘアのお手入れが面倒だと感じてきていました。さらに、「いつまで縮毛矯正を続けていったらいいのだろう?」という悩みもあったのです。そして、これを機にコンプレックスだとずっと思っていた自分の髪に「向き合ってみよう」と考え始めました。
髪の毛との向き合い方について悩む
縮毛矯正は思い切ってやめてしまおうと決めましたが、しばらくは髪の毛との向き合い方に悩んで、結べる長さまでカットしてもらい髪の毛を結んでクセを抑えていました。
しかし、前髪や後れ毛は、乾燥で広がり、湿気の多い日はうねりがより強くなります。いつもうしろに1本で結ぶだけという同じヘアスタイルにも、正直うんざりしていました。
そんな、同じヘアスタイルに飽きていたときに、「カーリーガールメソッド」という言葉を知りました。
自分に似合うヘアスタイルを見つける
カーリーガールメソッドは、天然パーマの人向けのヘアケアなのですが、意外なことに家にあるものでケアができることを知り、早速実践してみることにしました。
ヘアケアの方法は、まずは刺激の少ないシャンプーで髪の毛を洗い、アルコールフリーの洗い流さないトリートメントをたっぷりと濡れた髪の毛にもみ込みます。その後、自然乾燥かドライヤーにディフューザーという付属の部品をつけて、なるべく摩擦を起こさないよう半渇きの状態まで髪の毛を乾かして完了です。
ヘアケアを導入してからは、あれだけ爆発してまとまりのなかった以前の髪の毛が、半分以下におさまるようになってきました。そして気になっていたパサつきが軽減され、髪の毛全体にツヤが戻ってきたのです。
始めてすぐのころは、自分の髪の毛が変に思われていないかなどと心配していましたが、周りの人にはとても好評でやっと自分の髪質を受け入れることができました。自分にはこの方法が合っていたようで髪の毛が健康になっていき、悩んでいたクセ毛はくっきりとしたカールヘアに変化していきました。
まとめ
何十年も悩んできた髪質でしたが、今は自分の髪の毛が大好きです。時間はかかりましたがクセ毛は個性だと思い、前向きに捉えることができるようになりました。40代に入り新しい自分を発見できましたが、これからも新しいことにチャレンジしていきたいですし、自分にとっての心地よさを探していきたいです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:斉藤理恵/40代女性/国際結婚を機に海外へ移住。夫と2人暮らし。40代に入り少しずつ体の変化が気になりはじめ、ウォーキングで運動不足を解消中。
イラスト/おみき
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年6月)
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