元気な夫
年少の娘と年長の息子の幼稚園児2人がいるわが家。どちらか1人が体調を崩してしまうと、必ずと言っていいほど、もう片方にもうつってしまいます。そして子どもたちが元気になったころに、看病をしていた私の具合が悪くなってしまう……というのが恒例化。
夫はもともと体が強いのと、私ほど子どもとかかわっていないからか、家族内の体調不良の負の連鎖には入らず、私が寝込んでいるときには家事や育児を1人でしてくれました。
夫が体調を崩したワケ
しかし、家族内で感染はしないものの、夫は体調をたびたび崩すようになりました。それは決まって、友だちと飲み会や遊びに行ったあとなのです。はっきりとした原因はわかりませんが、日ごろの疲労も重なって体調が悪くなっているのかなと思います。
私がワンオペで育児と家事をしてヘトヘトになっているころ、夫は友だちと気楽に遊び、そして帰宅後に「なんか体調悪いかも……」と私に言います。「私は遊ぶ暇なんてないのに!」とイライラしてしまい、とてもじゃないけど、夫にやさしく接することなんてできませんでした。
話し合い
1日しっかり寝て体調が回復した夫に、「遊びに行くなとは言わない。でも、帰ってきて具合が悪いと言うのはなしにしてほしい」と強い口調で言った私。さらに、「あなたが体調を崩したら、子どもたちにうつる可能性もあるんだよ。少しでも異変を感じたらちゃんと休んで。もう昔みたいに若くないんだから」と付け加えました。
すると夫は、「そうだね。反対の立場になって考えたら俺も嫌かも」と言い、しっかり反省してくれました。
それから、夫は体調を崩していません。子どもたちが発熱したときは、私の代わりに仕事を休んで看病にあたってくれることもあります。看病後も体調を崩さずに元気にいてくれる夫には感謝していますが、夫が友だちと遊びに行く際は、「無理せずほどほどにね」と念押しするようにしています。
著者:都 うめこ/30代女性・2017年生まれの男の子、2019年生まれの女の子を育てるママ。転勤族の夫に帯同しながら、ライターとして公園レポートや子育てのエピソードを執筆している。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年6月)
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