トイレに寄るはずが…
この日は生理2日目で、経血量がいつもより多い日でした。取引先との打ち合わせがあったため、お昼ごろに少しだけ外出。取引先との待ち合わせ場所は、私が勤めている会社から徒歩で20分ほどのところです。
打ち合わせが無事に終わって会社まで戻ることになり、再び20分ぐらい歩いたのですが、歩いているときに「ドバッ」という、下半身から何かが漏れたような嫌な感覚が。「これは一旦トイレに寄ってから席に着かないとまずいな」と思いながら帰社したのですが、うっかりトイレに寄るのを忘れて、いつもの癖でそのまま座ってしまい……。
慌てて立ち上がると、椅子のクッション部分にジワッと経血が染み込んでいました。幸い暗めの色のボトムスをはいていたので、おしりの汚れはほとんど目立ちはしませんでしたが、しばらく椅子の掃除が大変でした。
やはり経血漏れを防ぐには、こまめにトイレに行って生理用品を替えるしかないと思っています。この出来事をきっかけに、生理期間中はできるだけトイレに行くようになりました。また、一般的な昼用よりも、防水布が少し大きく作られているサニタリーショーツを選ぶようになり、特に多い昼用など、大きめのナプキンを会社に置いておくようになりました。
著者:さおたん/30代女性・会社員。無趣味なのが悩み。
イラスト:おんたま
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年4月)
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