その日夜、いつも通り仕事から帰宅した亮太さん。
話し合いすらさせてもらえない?
帰宅した亮太さんに、幼稚園での出来事をうれしそうに報告してくれる和馬君。
将来の夢の欄に「かぞくみんなでなかよくくらすこと。」と書いてあることに、亮太さんは思わず涙ぐんでしまいますが、離婚への決心が揺らぐわけではありません。
和馬君が寝るまで見届けたあと、さっそく麻耶さんと話をすることに。
相変わらず夫を邪険に扱う麻耶さんでしたが、ここで引き下がるわけにはいかない亮太さん。
「離婚したい。」と自分の気持ちを端的に伝えるのでした。
何よりも和馬君を大切に思う亮太さんのことなので、きっと本当は「家族みんなで仲良く暮らしたい」という息子のささやかな夢を叶えてあげたかったのではないでしょうか。
しかし、麻耶さんの態度を見てわかるように、夫婦関係はもう修復が難しい状態です……。
たしかに離婚は一時的に子どもに負担をかけてしまうかもしれませんが、たくさん考えぬいて決めたことならきっと親子で乗り越えていけるはず!
「この選択は結果的に和馬君にとって幸せなものになる」そう信じて、亮太さんには自分の意思を貫いてもらいたいですね
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