それでも麻耶さんは、これまでの暴言や暴力を「ただの夫婦喧嘩。」と言い張ります。
話し合いは平行線…
冷静に麻耶さんを説得しようとする亮太さんに対し、妻は「離婚なんてありえない。」の一点張り。
それどころか「あんただって1週間返ってこなくて育児と家庭放棄! 保奈美と浮気! 私だってあんたから親権も慰謝料も取れるんだからね!」と語気を荒らげます。
しかし、亮太さんが家に帰れなくなってしまったのは、妻へのストレスが原因。それに保奈美さんのことも麻耶さんが思っているような間柄ではありません。
改めて自分の立場が悪いことに気付いた麻耶さんは「なんなんの……どいつもこいつも私のことバカにして……」と被害妄想に陥ってしまうのでした。
「なんで私ばっかりこんな目に遭わなきゃいけないわけ?」と感じる麻耶さんですが、今の状況はまさに身から出た錆。
離婚を切り出されるまで夫を精神的に追い詰めてしまったことを、まずは反省しなければいけませんね。
結婚生活を円満に続けるには、パートナーへの思いやりや感謝を持ち続けることが大切です。
自分がどれほど亮太さんを傷付けてきたか、麻耶さんには今一度これまでの生活を顧みてもらいたいものですね。