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「式場はここにして。集まったご祝儀は…」え、どういうこと!?義母が式場をすすめてきた理由にあぜん

授かり婚だった私たち夫婦は、少しおなかは出てくるものの安定期に入ってから結婚式を挙げることにしました。義母が「ここで挙式すればいいよ!」と式場をすすめてくれたのですが、それにはある理由が……。

ある式場をすすめてきた義母

長男の妊娠がわかり結婚を決めた私たち夫婦は、お互いの家族に報告し、妊娠5カ月に入ってから結婚式を挙げることにしました。私の体調が不安定だったので、自宅から近くの式場を探していると、義母が「以前から互助会に入っているから、提携しているこの式場にして!」と強くすすめてきました。

 

義母が互助会に入っていることは夫も私も知りませんでしたが、積み立てにより低価格でサービスを受けることができ、チャペルも新しくできたばかりで、いろいろな特典もあったので、その式場に決定。無事に式を挙げることができたのです。

 

式場への支払いでモヤモヤ

式の準備の段階で、私たち夫婦がそれぞれ頂いたご祝儀から招待した人数分をいったん支払い、その他にかかった費用は両家合わせたご祝儀から支払うと両家で話していました。そして、夫の親戚の人数が多いため、夫側の支払いが多くなることを了承していた義母。

 

私たちの場合は、式の支払いは後日式場の方が実家に取りに来てくださることになっていました。そのため、式の次の日にはお互いの母とご祝儀を開封して、金額をメモしながら集計したあと、訪れた式場の方へ支払いをすることに。

 

しかし、支払いの段階で、義母が「じゃあ、両家合わせたご祝儀から支払いなさいね」と発言。もちろん自分たちで支払いをするつもりでしたが、義母は、両家の親戚の割合など前もって話していたことはまったく頭にないようでした。

 

 

義母の目的に気づき、あぜん…

その場は、義母の言う通りに両家合わせたご祝儀からすべての支払いを済ませました。ところが式場の方が帰ったあと、義母から「じゃあ、私が互助会に積み立てて支払った分を返してね!」とまさかの言葉が……。

 

つまり、式場を低価格で利用できたのは互助会の積み立てのおかげだからと、今まで積み立ててきた分を現金で義母に渡すよう要求されたのです。

 

互助会の積み立て分は結婚式などのサービスに使用できますが、普通は現金では受け取れません。どうやら義母は、私たち夫婦に提携先の式場をすすめ、積み立て分を請求することで現金化したかったのだと気づき、がくぜんとしました。

 

積み立て分を義母に支払うという条件を最初に聞いていたら、私たちの結婚式で互助会は利用せず、他の家族のために使ってもらい、私たちは他の式場を選んだかもしれません。

 

私が「まだ、親戚が泊まったホテル代やお車代などの支払いもあるので……」と言うと、「とりあえず、ちょうだいね」と念を押されました。何も知らなかった夫は、私と私の母に申し訳なさそうに「ごめん! 今後ずっと催促されるかもしれないから払うね」と言い、支払うことに。

 

 

これから出産などでお金がかかることが予想される状況で、前もって支払いのことを話しておいてもらえれば違う方法も考えることができたかもしれません。夫も義母にあきれるばかりでした。ただ、実母が式とは別にいただいていたご祝儀をこっそり私に「別にしておいてよかったね!」と手渡してくれたので救われました。

 

 

著者:松田みさと/40代女性/2004年生まれの長男、2007年生まれの長女、2015年生まれの次女、長男とは15歳差の2019年生まれの次男の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。

イラスト:森田家

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)

 

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