部活中にナプキンを替えられないつらさ
私が所属していた部活はとても厳しかったので、練習中にトイレや水分補給が自由にできず、生理時のナプキン交換も、部活が終わるまでの数時間は我慢するしかありませんでした。
そんなある日の部活中、ナプキンを着けて練習をしていたところ、突然、陰部に猛烈なかゆみが。人前で股間を触るわけにはいきませんし、練習中でトイレにも行けません。どうにか意識を分散させて、かゆみが治まるのをただひたすら耐えしのぎました。
そして、練習後トイレに行き陰部を確認すると、かぶれて赤くなっていました。暑さで下着の中はムレていましたし、汗もかいていたことが原因かなと思います。
悩んでいるのは私だけじゃなかった
生理のたびに陰部にかゆみが生じていたら部活に集中できないので、同じ部活の友だちに生理中の悩みを打ち明けてみることに。すると、「私も悩んでいたけど、脱毛したらムレやかぶれがラクになったよ!」と言われました。
もともとアンダーヘアの毛量の多さにも悩んでいたので、脱毛をしたらムレやかぶれもラクになるのか!と、とても興味を持ちました。しかし、まだ高校生だったことや、親に相談するのが恥ずかしかったこともあり、すぐに脱毛をすることはできませんでした。
その後、大学生になってから、お金を貯めて医療脱毛クリニックへ。アンダーヘアを脱毛した結果、私の場合は、あんなに不快だった生理時のムレや皮膚かぶれトラブルが激減しました。生理時でもストレスフリーでいられるので、脱毛をしてよかったなと私は思います。
※アンダーヘアの自己処理をする際は、埋没毛や色素沈着などの肌トラブルが起きる恐れがあるので注意しておこないましょう。
著者:やまだ べこ/30代女・夫と2024年生まれの娘と3人暮らし。幼稚園・保育園・障がい児施設での勤務経験あり。自身の子育ての経験を活かしながら、生理に関する記事や筋トレ・美容・ダイエットジャンル記事も執筆。
イラスト:マメ美
監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年5月)
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