妻の行動で何よりも寂しさを感じているのは、ほかでもない和馬君。亮太さんは「ママは僕のことがきらいだから話聞いてくれないのかな」と不安がる息子の気持ちを伝えます。
虐待なんかしてない
和馬君の寂しさを知った麻耶さんは「きらいなわけないじゃん! 私には私の育て方がある!」と言い張りますが、亮太さんの目には、妻の姿が息子のことも家族のこともないがしろにしているように映ります。
そして、実際に隣に住む山田さんからも「虐待を疑われている」事実を伝えた亮太さん。
そこで初めて、麻耶さんは自分できちんとやっていると思っていたことが、周りからはそう見えていないことに気付きます。
「自分の育て方」を否定され、思わず悔し涙を流してしまうのでした。
麻耶さんには、音楽を聴いたり副業をしたりといったことが、自分のストレス発散につながっていたのでしょう。
たしかに、育児には息抜きも大切です。
しかし、その行為が和馬君を寂しい気持ちにさせていたことを、麻耶さんはきちんと認識するべきだったかもしれませんね。
子どもを大切に思わない母親はいないはず。
これからは誤解されるような行動を避け、子どもの気持ちに寄り添った子育てができるといいですよね。