家族で遊園地を楽しみ、あっというまに夕方に。遊び疲れ、みんなでベンチに腰かけて休憩をしていたとき、父から「じゃあ、温泉に寄ってから帰ろうか」と提案が。汗もかいて疲れていましたし、最後に温泉でサッパリできるなんて最高!と思い、立ち上がったとき、兄から「お前、ケツが汚れてんぞ」と言われた私。
植え込みが近かったため、「土でもついちゃったかな?」と思い、おしりをパパッと払いましたが、兄曰く「汚れは取れていない」とのこと。「あれ?」と思い何度かおしりを払っていると、母がスッと寄ってきて小声で、「あんた、生理じゃない!? 気づかなかったの!?」と言われました。
母は着ていた上着を私の腰に巻いて汚れたおしりを隠してくれましたが、私としては「いつから汚れていたのだろう」と恥ずかしさでいっぱいに……。幸い、ベンチは汚れていなかったのでよかったです。
その後、温泉には行ったもののもちろん私は湯船に入れず……。着替えは用意してあったのと、母がナプキンを持ち歩いていたため、ナプキンを装着し着替え。この一件以降、「同じことはないように」と、生理予定日が先でも、ナプキンを持ち歩くようになりました。
著者:佐和山琴子/30代女性・美容師。両親、兄と一緒に実家に暮らしている。
作画:ののぱ
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)
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