実家の片付けをしていたら
あるとき、私は実家に帰った際に、自分の部屋を片付けることにしました。実家から出るときにひと通り片付けたつもりでしたが、部屋の奥にはまだいくつか物が残っていたためです。
少しずつ片付けを進めていると……荷物の中から、昔使っていた生理用ポーチが! 懐かしい思いがこみ上げてきました。
懐かしい気持ちでいっぱいに
そのポーチは主に中高生のころに使っていた物でした。手に取ってみると、ポーチを見られる恥ずかしさから、制服のポケットにポーチを一生懸命押し込んでいたことや、いつもかばんに入れていたことなど、当時の思い出がいろいろとよみがえってきて……。
手触りもそのままで、私はまるでタイムカプセルを開けたような感覚になったのです。
中身を見てみると…!?
そんな懐かしい気持ちに浸りながらも「でも、もう使い古しているし……」と捨てようとしたとき、ふと最後にポーチを開けてみようと思いました。
そして開けてみると……なんとナプキンが1個だけ入っていたのです。思いもよらずナプキンを1個手に入れたことで、私はまるで「棚からぼたもち」のような気持ちになり、そのナプキンを見つけたことで小さな幸せを感じました。過去の自分からの贈り物のようで、得をした気分になったのです。
思わぬ場面で懐かしい物に再会し、心がじんわり温かくなった経験でした。そして、1個ナプキンをゲットすることもできたので、ポーチを捨てる前に一度中身を確認してよかったな、とも思いました。
著者:nanoka22/30代女性・社会人として約10年働いたのち、現在は2児のママ。収入源を複数化し、働く時間と場所を問わない働き方を模索中。コンテンツクリエイターとして、自身の経験をもとにした体験談や考えを執筆している。
イラスト:Ru
監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年6月)
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