SNSの投稿に文句を言ってくるママ友
長女が1歳のころ、公園で同じ年の子どもを持つ女性と出会いました。常に笑顔でとても明るい雰囲気の人で、会話が弾んだことで連絡先を交換、SNSをフォローしあう仲に。
そんなある日、私たち家族はプロ野球観戦のチケットに当選! なかなか取れない席だったので家族で喜び、観戦した様子をSNSに投稿した私。するとママ友から「これ、自慢してるの? そういうのやめたほうがいいんじゃない? フォロワー減っちゃうよ」とメッセージが……。急に豹変したママ友の態度に戸惑いましたが、「ごめん、そんなつもりじゃなくて……。楽しかったから投稿したんだ」とやんわり伝えました。しかし「そんな投稿誰も求めてないから!」と返信が。さすがに、え、なんでここまで言われないといけないの? とイラッとします。しかし、ここは大人な対応をしようと決め「そっか。気分を悪くさせてごめんね」とだけ返信。それ以降ママ友から返信はありませんでした。
その後、ママ友と公園で再会。先日の真意も聞きたかったのと、気まずいままなのも嫌だと感じ、声をかけようと近づきましたが、ママ友は私の方をちらっと見て、背中を向けたのです……。すると、その様子を見ていた別のママ友から「何かあったの?」と話しかけられました。事情を説明すると、「なるほどね」と言って、「あのお家、理由はわからないんだけど、生活が充実しているような話をすると、あれこれ嫌味を言ってくるみたいだよ」と教えてくれました。確かに今まで育児の相談ばかりで、楽しい話はしたっことがなかったなと思い返します。話題が違うだけであんなに態度が変わることに驚きましたし、せっかく仲良くなれてうれしかったのに、そんな一面があると知り本当にショックでした。
世の中にはいろいろな人がいて、合わない人もいるんだということを再認識。どうしても価値観や感覚が合わない人とは無理にお付き合いしようとせず、ほどほどの距離感を保っていこうと決めた出来事です。
著者:矢田むぎ/40代・主婦。3歳と1歳のおてんばな姉妹を育てるママ。頑張りすぎない子育ての方法を模索し、毎日にぎやかにすごしている。家族が寝静まったあとのひとり時間が大好き。
作画:Pappayappa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年6月)