きっかけは夫の入院
夫が倒れ、救急車で搬送されました。危険な状態が続き、毎日病院に通う日々。病院は2駅先にあり、自宅から駅までバスを利用してそこから電車に乗り換えるよりも自転車のほうが早く着くと判断して、片道30分の距離を自転車で朝と晩の1日2回、毎日通いました。
夢中だったので気にしていませんでしたが、1カ月ほどでパンパンの状態ではいていたLサイズのジーンズに余裕が! でもそのときは、すごいストレスを抱えていたと思いますし、痩せたと言っても一時的なことだと思っていました。
バス通勤から自転車通勤に変更
その2カ月後、夫が近所の病院へ転院してからは、片道20分弱の距離を自転車で通いました。そのころはまだLサイズの服が緩くなった程度でした。生活のために働かなくてはと、仕事に復帰。夫が入院する前は通勤でバスを利用していましたが、仕事帰りに病院へ行くことを考えると、バスは時間が読めず面会時間を過ぎてしまう可能性がありました。駅までの距離は片道20分、病院と変わりません。そこで自転車通勤を始めたのです。
それから約1年が経過。自転車通勤は継続し1年前は登り切れなかった坂道もいつの間にか登れるようになりましたし、夜寝ると途中で起きることなく朝までぐっすり眠れるようになりました。それに何より、気付けばMサイズの服を着ている自分がいます。年を取ればみんな太ると豪語していた自分が恥ずかしい……。
体重計に乗ってびっくり
今ではきつくて着られなかった服が着られるようになり、入る服を探して着る生活が一変、着たい服を選べるようになりました。
ある日、ぽっちゃり体形の姉と話していると、「健康診断に引っ掛かり、痩せなきゃいけない」と言いました。姉は自転車に乗らないし、運動は苦手。まずは体重計に乗ることから始めると言っていました。私もせっかく痩せたみたいだし、体重を量ってみるかと久しぶりに体重計に乗ってびっくり。体重は45.4kg、体年齢は38歳と表示されていました。思ってもみなかったうれし過ぎる数字に、小躍りしてしまいました!
まとめ
体重は、お風呂に入る前に必ず量るようにしています。私の場合は46.5kgや45.1kgなど1kg前後で体重が変化します。食べ過ぎると数日後に体重が増えるという自分の傾向もつかめるようになってきました。体が軽くなったことだし、ジョギングにチャレンジしてみようかなと思ったりもして、今は自分の可能性にワクワクしています。これからも自転車通勤を続け、今の体形をなるべく維持していきたいと思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:坂田 りん子/契約社員で働きながら家計を支える50代主婦。毎朝、犬に飛び蹴りされて起床。年のせいか、4時起きも苦ではなくなり、早寝早起き、快眠生活を送っている。
イラスト/サトウユカ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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