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「ひいい!」激痛で深夜に飛び起きる毎日。突然左手が上がらなくなり、月2万円の治療費を投じた結果

ある朝目覚めて、いつものようにブラジャーのホックを留めようとすると、左手が痛くてまったく上に上がりません。左下に大きく傾きながらホックを留める私を見た夫は「これは重症だな」とポツリ。今回は、40代後半の私がある日いきなり左手が上がらなくなった体験談についてお話しします。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師駒形依子 先生
産婦人科 | こまがた医院院長

東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力~女医が教える「人には聞けない不調」の治し方(KADOKAWA)』。
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母の勧めで有名な整体師のもとへ

左手がほとんど上がらなくて困った私は、母が月に一度のペースでお世話になっている整体師さんのところへ行くことになりました。母によると、整体師さんは大変腕が良いとのこと。整体師さんは私の左腕をもんだり動かしたりしましたが、とにかく痛い!

 

普通にしていても軽くじんじんしているのに無理に動かされると、本当に痛い。それでもこれで治るなら……と必死に我慢したのにもかかわらず、まったく良くなりませんでした。それどころか、痛みが増したような気さえします。整体師さんに「痛みに強い方ですね」と褒められましたが、全然うれしくありません。

 

整体に通ったのにまったく改善しなかった私は、その夜は左手の痛みで眠れませんでした。あお向けになって寝れば負担はかからないのですが、私は横向きでないと眠れないタイプ。しかも夜中に無意識にゴロンゴロンと左右に転がるので、気が付いたら痛い左手を下にして寝ていて「ひいい!」と痛みで起きてしまうのです。

 

いったん左に傾くと自分では起き上がれないため、夫を大声で起こして手伝ってもらいます。夫からしたら大迷惑としか言いようがありませんが、仕方ありません。

 

カリスマ鍼灸師に依頼

私はこれはまた、あの先生にお願いするしかないなと思いました。「あの先生」とは私の今までの人生で何度も窮地を救ってくれたカリスマ鍼灸師(しんきゅうし)のこと。20代のときには重度のアトピー性皮膚炎で、30代には不眠症でお世話になり、いずれの場合も大きく改善しました。

 

はりと言うと「痛い」と恐がる人も多いと思いますが、こちらの先生の場合は全然痛くありません。全身の気の巡りを整えていくので、自然な形で快方へ向かっていくイメージです。私は先生に絶対の信頼を置くようになり、薬や他の医院でダメだった症状の場合は迷わず先生にお願いするようになったのです。

 

私は早速先生に電話。

 

私「左手が後ろに回らないんです!」

先生「あはは、それは一度来てもらわないと」

 

私は片道40分かけて先生の鍼灸院へ。鍼灸師の先生は太陽のような笑顔とふくよかな体型が魅力の男性。「私の今回の左手の症状は何ですか?」とお聞きすると、「四十肩のような状態ですね」とのこと。やはり年齢的なものでした。トホホ。

 

早速治療がスタート。先生の治療法は整体師さんに比べると本当に地味で、手や足の指の間にはりやおきゅうをして放置するだけ。終わったら私の左手をリズミカルにもんでくれるのですが、これが絶妙で気持ち良い。その後はうつ伏せになって、体の裏側をマッサージして整えてくれます。痛い患部はほぼ触らず治してくれるのがありがたいです。

 

先生のマッサージは私にとって最高です。鍼灸師だけでなくあん摩マッサージ指圧師の資格も持っているからなのか、少なくとも私が今まで経験した中では一番心地良いマッサージなのです。先生のマッサージでもみ返しなど不快感があったことはありません。痛くなく心地良い治療を受けて、私は大変満足しました。

 

 

月2万円以上の費用をかけて…

財布が空になっているイメージ

 

先生の治療には満足したのですが、治療費は40分で4,500円。庶民の私には正直安いとは言えない金額です。家から遠いので、毎回の交通費が往復で1,200円。合計で1回5,700円もかかるのです! そのため少々間隔を空けながら通いたかったのですが、先生は必要な場合はしっかり通って欲しいという考えの持ち主。

 

最初は週に1回来るように言われました。私は内心「ひいい」と思いながらも、先生以外に頼れる人がいないため、諦めて週に1回通うことに決めました。しばらくは月に2万円以上の費用がかかると思うとめまいがしましたが、帰り道の左手はポカポカ温かく痛みも減少していました。

 

先生のところへ通って1カ月経過すると、左手の可動域が明らかに大きくなりました。目に見えて変化を感じたので、うれしくてたまりませんでした。先生は「良くなってきたので月に1回にしましょう」と言ってくれて、家でできる体操も教えてくれました。

 

とても簡単な体操で、背中の後ろで右手で左手を持って上に上げていくというもの。最初はまったく上がりませんでしたが、痛気持ち良い感覚とともに徐々に上がるようになりました。そして生活に不自由しない程度に左手が回復し、先生にお礼を言って今回の治療が終了しました。

 

まとめ

今回の経験で痛感したのは、「無理に動かせば治るわけではない」ということです。良かれと思って行った整体で痛みが悪化したときは絶望しましたが、自分に合った治療法と、無理のない範囲のリハビリの大切さを学びました。

 

四十肩は放置すると固まってしまうこともありますが、焦って負荷をかけるのは逆効果。専門家の指導のもと、家での簡単な体操を習慣にすることで、40代以降の体を自分自身でメンテナンスしていく意識を持ちたいと思います。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:猫田 まなみ/40代女性。夫と両親の4人暮らし。バツイチ。増加する一方の白髪と体重に悩み中。アトピー性皮膚炎。健康体の80歳を目指している。

イラスト/sawawa

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

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