変化する体! 生活改善に取り組むことを決意
40代までは特に体の不調を感じたりすることはなかったので、毎年の健康診断は気楽に受けていて、判定結果もずっとオールAでした。しかし50代になり、普段の生活の中でも肩の痛みが出てきたり、関節が痛くなったり、歩く際に思うように足が運ばなかったりと、あちこちに不調を感じるように。
加齢のせいかもなぁと感じていたところ、健康診断の結果で血糖値が少し高めという初のB判定が出てしまいました。そして、血圧も今までは大体最高が100mmHg、最低が60mmHgくらいだったのに、今回は1回目の測定で130mmHgを超え、2回目の測定では140mmHgを超えてしまったのです。もう1回、少し時間をおいてから測定してみると、今度は124mmHg。
ずっと血圧は低いほうだと思っていたので高血圧の心配などしていなかったのですが、体にガタがきてもおかしくない年代に入ったのだと現状を受け止め、まずは血圧計を購入して毎日測定することにしました。時間を決めて1週間くらい継続して測定してみたところ、120~140mmHgでやはり高め。この数値にショックを受けた私は、本格的に生活改善に取り組む決意をしました。
活性酸素の除去には野菜スープが有効らしい
いろいろ調べていくうちに、抗がん剤の世界的権威・前田浩教授の『最強の野菜スープ』(マキノ出版/定価1,430円※)という本に出合いました。※現在はブティック社から新装版が出ており、版により定価が異なる場合があります。
その本には、野菜に含まれる亜硝酸イオンには血管拡張作用、降圧作用があり、がん予防や高血圧予防に有効だということが学会で明らかにされていると書かれています。
野菜を食べるメリットは2つあり、1つは野菜に含まれている硝酸イオンや亜硝酸イオンという物質が腸内細菌によって一酸化窒素という物質に変換されることです。この一酸化窒素は、血管を広げて血流をスムーズにする働きや、活性酸素を消去し、血栓を防ぎ、血圧を下げる働きがあるのだとか。もともと血管の細胞が一酸化窒素を作っているのですが、これを作る能力は年齢とともに低下してしまうようです。
2つ目は、野菜に含まれ、抗酸化作用のあるファイトケミカルという成分をとれること。血管を傷つけるLDLコレステロールの酸化を防いで動脈硬化を防ぐ働きがあるそうです。野菜の持つ有効成分を効率良くとるには野菜を加熱し、溶け出した有効成分ごといただく「野菜スープ」にすることが一番だということなので、私も取り入れてみることにしたのでした。
レシピが簡単な野菜スープはズボラでも続く
もともと私は、薬にはあまり頼りたくないほう。わが家には難治性腸疾患を持つ長男、アトピー性皮膚炎の次男がいて、2人とも担当の医師から食生活を見直し、腸活するよう指導されているため、かなり前から食事には気を付けていました。今回見つけた野菜スープも、薬に頼らず、日々の食事で高血圧対策として取り入れられるところに惹かれました。
作り方は簡単で、ひと口大に切った野菜をやわらかくなるまで煮て、ゴロゴロスープにして食べるか、ミキサーで撹拌してポタージュにして食べるというものです。味付けは、基本的には野菜から出るうまみだけで食べることを推奨されていますが、物足りない場合には、隠し味程度に調味料やスパイスを少量加えても良いそうです。
わが家の場合、薄味では子ども受けが悪いので、コンソメや豆乳などを加えたポタージュが定番になりました。私の血圧はまだすぐには下がってきていませんが、アトピー性皮膚炎は保湿剤だけでも過ごせているし、腸疾患のほうも同じ病気の方は手術を繰り返すことも多いらしいのですが、長男の症状は今のところ落ち着いています。
まとめ
活性酸素がさまざまな病気の原因になることは知っていましたが、高血圧にも密接に関わっていることは大きな発見でした。加齢とともに体内の抗酸化力が低下する中で、日々の食事からその力を補うことの大切さを痛感しています。
今回の学びは、完璧主義になりすぎないこと。 凝った料理を作るのは大変ですが、切って煮るだけのスープならズボラな私でも続けられます。すぐに数値が激変するわけではありませんが、「体に良いことをしている」という安心感が、健康へのモチベーションを高めてくれました。将来の自分のために、まずは一杯のスープから「貯金」をする感覚で、楽しく継続していきたいです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修:駒形依子先生(こまがた医院院長)
著者:柳沢 ひかる/50代女性。4人家族。50代に突入し、少し自分のための時間もできて、これからまだまだ更なるパワーUPを目指す。
イラスト:塩り
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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