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「突然、肩に激痛が!」義母の介護中に襲った痛みの正体は。整形外科医の診断結果にショック【体験談】

突然、悪夢のような肩の痛みが起きてから、半年以上たちました。当時は着替えも家族に手伝ってもらい、洗髪も片手でしかできない、包丁も握れないなど、本当に不自由な生活を送りました。今では肩の痛みはすっかりなくなり、腕もほぼ真上まで上がるように。肩の痛みが起きたときのことから改善するまでをお伝えします。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師駒形依子 先生
産婦人科 | こまがた医院院長

東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力~女医が教える「人には聞けない不調」の治し方(KADOKAWA)』。
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突然、肩に激痛が走った日のこと

1月の寒い日のことでした。その日は朝から右腕のだるさを感じつつ過ごしていたのですが、午後になるとそのだるさがだんだん強くなってきたのです。

 

夕方になり介護中の義母がデイサービスから帰ってきたので、いつも通り義母の体を支えようと腕に力を入れた途端、右肩から右腕にかけて、まるで雷に打たれたような激痛が走ったのです。

 

私は思わず「痛たたたー!!」とその場にうずくまってしまいました。しばらくして激痛は治まったので立ち上がり腕を動かそうとしたのですが、痛くて痛くて少しも動かすことができませんでした。じっとしていても、じんじんとした痛みは続き、その日の夜はまったく眠れませんでした。

 

診断はいわゆる五十肩

医者と会話イメージ

 

次の日、これでは介護はとても無理なので義母をショートステイに2週間預け、早速近くの整形外科を受診しました。X線検査の結果、骨には異常はなく、「肩に炎症が起きたのでしょう、いわゆる五十肩です」という診断でした。

 

治療としては炎症を抑えるための注射を受け、炎症止めと鎮痛作用のある貼り薬を処方されました。また肩を動かさないようにするため、三角巾で右腕をつってもらいました。何か急激な運動でもしましたか?と医師に聞かれ、介護で頻繁に力を入れることがあることを伝えると、「日々の疲れが出たのでしょう」と言われました。

 

さらに、そういえば2日くらい前に買い物をしたとき、結構重い荷物を持って駅から家まで歩いたなーと思い出しました。これも一因だった気がしました。若いときなら何でもないことですが、加齢に伴い肩や腕の筋力も落ちているのだなと実感しつつ、ショックを受けました。

 

 

接骨院で肩のストレッチも受ける

整骨院イメージ

 

しばらく整形外科に通院して電気治療を続けたところ、1週間くらいでじんじんした痛みが治まり、少しだけ腕が動かせるようになってきました。五十肩を経験した友人に相談したところ、そのままにしておくと肩周りが固くなってしまうから、接骨院でストレッチをしてもらうと良いよとすすめられ、接骨院にも通いました。

 

私が通った接骨院は、スポーツ選手の体のメンテナンスもおこなっているところでした。初めは体全体のゆがみを確認してくれて、やはり右肩が少し下がっており前に傾いた巻き肩になっているとのことでした。

 

まずは電気を20分くらい当てて患部を温めた後、肩周りを押してもらいながらいろいろな方向へ腕を伸ばしました。また首を押してもらいながら肩や腕を伸ばすことを繰り返しおこないました。

 

10日くらい毎日接骨院に通って、これをおこなったところ、腕の上げ下ろしがラクになり、肩の痛みもずいぶん良くなりました。ただ、腕を後ろに回すとまだ痛くて、完全には元通りまでにはなっていません。その後は日を空けながら、今は月に2回くらい接骨院に行って、体のストレッチをしてもらっています。

 

まとめ

今回、初めての五十肩で不自由な生活を強いられました。ヨガインストラクターの友人は五十肩になっていないということを聞き、やはり普段から体を動かすことが大事なのだと思いました。

 

接骨院の先生から家でもできるストレッチを教えていただき、朝起きる前に布団の上で手足を十分に伸ばしてから起きるようにしています。加齢に伴い体の関節や筋肉が固くなってくるので、毎日のメンテナンスが大事だなと実感しました。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:里村 麻衣子/50代主婦。子育てを終え、今は義母の介護と仕事に忙しい毎日を送る。日々の楽しみは、おいしいものや体に良いものを見つけてお取り寄せしたり、 趣味の手芸でかわいいものを手作りすることにはまっている。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

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